こんにちは、きつね(@gijutsujin) です。
この記事では、ノートPCと外部モニターを2つ使ったトリプルディスプレイの構築方法をご紹介します。
今のノートパソコンには、HDMIポートやUSB-C、Thunderboltなど、外部ディスプレイに接続できるポートが複数あります。
これらを使って、トリプルディスプレイ環境を構築する事はできます。
ただ、単にケーブルを繋げただけでは取り外しが面倒です。
この記事では、2020年5月以来在宅ワークをしている私が、ようやく構築しました実際の快適トリプルディスプレイ環境をご紹介します。
ぜひ、皆さんの在宅ワークの環境改善にもお役に立てられて頂けたら幸いです。
それでは、はじめます!
縦置きモニターにご興味がありましたら、こちらの記事もどうぞ。
高額なドックはいらない!
ノートパソコンをデスクトップパソコンのように使用したり、複数のモニターを接続したりするときには、一般的にドッキングステーションを使用します。
これらの製品ですが、価格が大体1万5千円くらいから3万円くらいの価格帯のものが多いです。
そうなると、メインがノートパソコンの場合は購入する理由があると思うのですが、私のように在宅勤務時に会社のPCを自宅で使うだけの環境でここまでの支出は正直痛いです。
私の場合、会社のデスクには専用のドッキングステーションとモニターが2台あります。
なので、非常に快適に仕事ができます。
ですが、自宅にいても会社にいるような環境を作りたいと思った場合、モニター2台にプラスドッキングステーションを買わねばいけません。
モニターへの投資については、プライベート用としても使えることから良いですが、ドッキングステーションを購入となると先にものべたのですが躊躇します。
だって、いつ通常の勤務に戻るか分からないですからね。
という事で、色々アマゾンを探していたところ、ちょうどいいものを見つけました。
それが、これ
uni USB Type C HDMI ハブ 変換 アダプター
投稿日時点ではすでに在庫切れの様で、次回入荷は未定となっていました。
私が購入した時は1500円ほどだったのですごくリーズナブルです。
これの良い所は
- Power Delivery対応なのでUSB-C経由で充電ができる。
- HDMIポートがあり本体のHDMIポートをふさがない。
要するに、充電用のUSB-Cポートを使って充電と画像出力を同時にこなしてくれる優れものです。
つまり、今回のトリプルディスプレイを構築するという目的に対して、このハブは非常に重要な役割を果たすわけです。
ただ、これを使う場合はノートパソコンの仕様と充電器について注意があります。
- USB-Cポートが画像出力に対応していること。
- 充電器が65Wまで出せること。
USB-Cについては、色々仕様があって充電専用ポートだったり、画像出力のみ、充電+画像出力のポートがあります。
USB-Cポートに Thunderbolt3とかThunderbolt 4などの表示があれば大丈夫です。
お手元のPCのスペックを一度確認してみてください。
Anker からuni USB Type C HDMI ハブ 変換 アダプターと同等の商品がありますので、現在はこちらをオススメします!
さあ、トリプルディスプレイを構築しよう
トリプルディスプレイを構築するには以下の機材を使用します。
- HDMIポート、USB-PDのあるUSB-Cのハブ
- モニター2台
- USB-C ケーブルとHDMIケーブルがそれぞれ1本
- 65W出力のACアダプター
以上です。
ちなみに現在の私の環境は
- Lenovo T490s
- モニター:Dell P2720D(HDMI接続)、Lepow モバイルモニター(USB-C接続)
- Lenovo 65WACアダプター
- ディスプレイスタンド(モバイルモニター固定用)
です。
使用している商品リンクを貼りますので、ご参照ください。
T490sには2つのUSB-Cの端子がありそれぞれ、画像出力をすることが可能です。
また、LepowのモバイルモニターはUSB-C経由での画像入力とPCからの電力供給を受ける事が出来るのでケーブル1本で接続可能です。
それぞれのUSB-Cのポートにモバイルモニター用のケーブルとUSB-Cハブをつなぐと、ノートパソコンの自前のディスプレイも使うと、簡単にトリプルディスプレイを構築できます。
この場合、すべてがUSB-Cケーブルで接続されているため、HDMIケーブルがないだけなのに、ケーブルの取り外しが非常に楽です。
いま、HDMIポートも余っていますので、もう1台モニターがあれば4画面も狙える拡張性が残っています。
メリット&デメリット
この構成のメリット、デメリットをご説明します。
- 画面が3つあるのでそれぞれに好きなウィンドウを固定表示できる。
- パワポでプレゼンをする時に、発表者ビューとプレゼンテーション画面を別々の画面に映せる
- 3つ画面があるにもかかわらず、机の幅は120cmあれば十分収まる。
- USB-Cケーブルだけなので、配線がスッキリする。
- 画面の解像度がメインディスプレイとサブの2つのディスプレイと違うので、ウィンドウがディスプレイをまたぐと、グワングワンと調整が入る。
- モバイルモニターの価格が高い。
以上です。
以外に、今まで使っていてこの構成でのデメリットがこれ以上の事が見当たらないのが実際です。
非常に便利で快適に使えます。
ただ、現在(2021年9月時点)においてモバイルモニターの価格が私が購入した時に比べて、5000円以上高いです。
大体15.6インチモデルで2万円台から3万円台。
そうなると、24インチや27インチのFull HDモニターを買った方がコスパが良い??という状況なので、机に余裕があるのであれば、この構成は少々もったいないかもしれないです。
まとめ
トリプルディスプレイを構築するには、
USB-Cハブ、モバイルモニター、メインモニター、65WACアダプター
があればできる!
以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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Appendix
2021年9月16日にELECOMよりドッキングステーション機能を搭載したHDD/SDDケースを発表しました。
USB-Cのハブの代わりになるかもしれません!
こちらの紹介記事については以下のリンクからどうぞ。
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コメント
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