【インターネット速度が遅い方必見!】簡単にできる速度改善方法

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こんにちは、きつね(@gijutsujin) です。

お家のインターネットのスピードはいかがでしょうか?

1Gbpsとか2Gbpsなどで契約しているのに、「全然スピードが出ない!」とお困りの方のがいらっしゃると思います。

きつね

そんな方の為の、インターネットの通信スピードを上げる為の解決方法をご紹介します。

この記事が、インターネットの速度の遅さに悩む、あなたのご参考になれば幸いです。

それでは、始めます。

目次

インターネットが遅い理由1(Ethernet編)

きつね

まずは、基礎知識としてEthernetについて簡単に解説します。

皆さんがご契約されいるプロバイダーでは、下りのスピードが1Gbpsや2Gbps、最近では10Gbpsでのスピードで通信できる仕様になっています。

インターネットに使われているイーサネットというものには、通信速度に応じて規格のいうのがあります。

Ex.)10Mbpsだと10BASE-T、100Mbpsだと100BASE-TX、1Gbpsだと1000BASE-TやTXなど

これは、電気的に理論値としての通信速度の仕様になります。

また、EthernetはCSMA/CD(キャリア検知多重アクセス/コリジョン検出)という方式と使ってデータをやり取りしています。

きつね

これは、簡単に言うとデータを先に出したもん勝ちで通信をします。

その為、誰かがネットワーク上にデータを出している時にデータを出すとデータどうしが衝突してデータが破損する現象が起きます。

こうなった場合は送りたい側は再度データを送信をしなければいかなくなるので通信速度に影響がでます。

ただ、通信速度が1Gbpsを超えると、コリジョンによる通信速度の低下はほぼ無視できるという話もあります。

きつね

インターネットプロバイダーで表示されている通信速度には、”ベストエフォートです”と断りがあります。これはEthernetの通信方式がCSMA/CDを使っている為、理論値は出ませんのでご了承くださいという意味になります。

また、使用するケーブルも通信速度に応じたケーブルがあります。

Ex.)10MbpsであればCAT3、100MbpsであればCAT5、1Gbpsの場合はCAT5eやCAT6です。

それぞれの通信速度に応じて中の電線の仕様がそれぞれ違いますので、使用するEethernetの規格に応じて合わせる必要があります。

きつね

これらの組み合わせがあっていない場合、速度の遅い方に引っ張られるので、データの入口や出口で1000BASE-TXなどのポートを使っても、ケーブルがCAT3では10Mbpsしか出ません。
これはもったいない。。。

あと、意外と影響が大きいのは、回線の占有状態です。

プロバイダーとの契約では、最初に1戸建てかマンションかの選択があったのを覚えていますか?

この時の注意書きにもあるとおもいますが、1戸建ての場合は専用線を引くことが出来ますが、マンションの場合は、建物までは専用線で来るのですか、そこから各部屋に分配されるケースがあります。

その場合は、1Gbpsで契約していても、マンションまでは1Gbpsで通信できるのですが、そこから各部屋までは1Gbpsのネットワークが通っていても使っている人が多いと、その分速度が落ちる事になります。

きつね

繁忙期の東名大和トンネルの様に、データ通信の渋滞が起こるためです。
そんなイメージです。

以上が、Ethernetの簡単な基礎知識です。

インターネットが遅い理由2(Wi-Fi編)

きつね

WiFiにも通信速度にかかわる規格があります。

まずはWi-Fiの基礎知識からご紹介します。

Wi-Fiは2.4GHzと5GHzを使った無線での通信規格です。

これらはIEEE802.11xとナンバリングされていて、通信速度に応じて

b/a/n/ac/ax

と名前があり、最近よく聞くWi-Fi 6というのはIEEE802.11axという規格の略称です。

この規格が発足した当時は、インターオペラビリティ(相互接続)の試験などが無く、相性問題がありました。

その後、規格団体がWi-Fi CERTIFIEDブランドを作り、インターオペラビリティ試験をパスした製品にロゴを仕様が許可され、相性問題への解決へとつながりました。

きつね

Nintendo DSやDS Liteには発売当時このロゴが無かったそうです。

Wi-Fiでのスピードが出なくなる理由は、

  • アクセスポイントの通信規格が古い(802.11bを使っている)
  • PCやスマホなどのデバイスが速度の速い規格に対応していない。
  • 他の無線機や電子レンジなど邪魔をしている。
  • アクセスポイントまでの距離が遠い
  • ルーターから伸びているケーブルの規格が速度に合っていない
  • アンテナの数が少ない(MIMOに非対応)
  • 鉄筋の入った壁がある

主な原因は以上です。

要は、電波を遮るものや邪魔している物になります。

きつね

他の無線機や電子レンジが邪魔している理由として、こちらの記事も参照ください。

改善方法

きつね

動作が理解できると、速度が出ない原因を探るのがとても簡単になります。
見直すポイントはここ。

Ethernet編

  • ケーブルの規格が通信速度にあっているか確認する。(重要!)
  • マンションの場合は、自室に来ている配線がどのような契約か確認する。
  • ルーターの設定でIPv6が使えるなら設定してみる。

Wi-Fi編

  • アクセスポイントに接続すときは802.11a以上の速い規格を使う。
  • 電波を5GHzの電波を選択する。
  • アクセスポイントの帯域が多い物(MIMOに対応している)を使う。
  • アクセスポイントは壁の影響を受けない場所に置く
  • ルーターからのケーブルをCAT5e以上の規格をつかう。←問答無用です。
きつね

まずは、上記の項目を確認してみて、インターネットの速度が上がるか確認してみてください!
結構ケーブルは交換すると、その効果が高い場合が多いです。

ちなみに、私の自宅のインターネットの速度が改善したケースをご紹介します。

私のインターネットの環境としては、

  • 戸建て
  • プロバイダーは1Gbpsでの専用線
  • ルーターは2階
  • 1階へは壁内配線で通し、アクセスポイントを設置(ケーブルはCAT5eを使用)

こんな感じです。

1階にあるアクセスポイントには、PCやスマホ、タブレット、テレビ、レコーダ、Fire TV Stickが繋がってます。

きつね

ちなみに、このアクセスポイントはギガビットイーサネット対応で802.11ac対応の機種です。

それまでは、有線でも50Mbps、無線だと10Mbps以下と遅かったです。

このままでも動画は問題なく見えていたので、それほど気にはしていませんでした。

しかし、ある日、ふと会社にあった1本のEthernetケーブルを借りて

きつね

ちょっとこれで動かしてみるか

と、思い持って帰ってきて、そのケーブルを1階のアクセスポイントのWLANにさして動作を見てみました。

そうすると、どうでしょう!なんと通信スピードが劇的に改善!

有線で800Mbps越え

無線でも400Mpsl越え

今までなんだったんだよー!って感じでした。

今まで速度が遅かった原因というのは、
アクセスポイントのWLANにつながっていた古いEthernetケーブルが原因でした。

単に、ケーブルを変えただけで通信スピードが少なくとも10倍以上改善したのには驚きました。

このおかげで今契約しているプロバイダーの契約通りのスピードが出ていて、大変満足しています!

まとめ

いかがでしたか?

お家のインターネットが遅いと感じた時、

ずは、ケーブルを変えてみよう!れもCAT5e以上のやつに。

以上になります。

インターネットの速度が遅い時の改善方法として、ご参考になれば幸いです。

ご不明な点がございましたら、お問い合わせまでお願い致します。

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