こんにちは、きつね(@gijutsujin)です。
今回は、過去の記事でも大反響だった『ヘッドホン延命企画』の第3弾として、私の相棒であるBose QC SEのイヤーパッドを交換します。
Bose QC SEを購入してから約3年。日々の在宅ワークでのウェブ会議から、長時間のフライトを伴う海外出張まで、常に私の集中力を支えてくれた心強い相棒です。しかし、過酷な環境を共に乗り越えてきた愛機にも、いよいよ「あの時」がやってきました。
そう、ヘッドホンユーザーなら誰もが避けては通れない「イヤーパッドのボロボロ現象」です。
プロテインレザーの性質上、どれだけ丁寧に使っていても経年劣化による剥がれは防げません。長年愛用してきた勲章とも言えますが、黒いカスが耳や首周りに付着するのは非常にストレスですよね。
とはいえ、Boseのノイズキャンセリングヘッドホンは本体価格が数万円と決して安くありません。少し表皮が剥がれただけで気軽に買い替えるにはコストが高すぎますし、何より内蔵バッテリーはまだまだ十分に現役です。それならば、劣化したパーツだけを交換して延命を図るのが、最も合理的でコストパフォーマンスに優れた解決策だと言えます。
幸いなことに、BoseのQCシリーズは純正品だけでなく、サードパーティー製を含めて交換用イヤーパッドが豊富に流通しています。自分でサクッと交換できれば、わずかなコストでヘッドホンを新品同様に蘇らせることが可能です。さらに、サードパーティー製なら純正にはないカラーや柄を選んで、自分好みにカスタマイズできるというガジェットならではの楽しみもあります。
私は過去に他メーカーのヘッドホンでも何度かイヤーパッドの交換を経験しており、その費用対効果の高さと満足度を実証済みです。今回は、愛用するBose QC SEを復活させるべく、実際にサードパーティー製イヤーパッドへの交換作業を実施します。


- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 初心者でも安心の付属品
- コシのある装着感
- 純正と全く同じ柔らかさではな
- ツメの押し込みにはコツがい
Bose QC45とQC SEのイヤーパッドは共通仕様!互換品選びの不安を解消
Amazonなどで交換用イヤーパッドを探していると、「QC45用」と書かれている製品が多く、「自分のQC SEでも本当に使えるのだろうか?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、QC45とQC SEのイヤーパッドは全く同じ共通仕様ですので、「QC45用」として販売されている製品をそのまま使用して問題ありません。
そもそもQC SE(Bose QuietComfort Special Edition)は、ヘッドホン本体のハードウェアや音響性能はQC45と完全に同一であり、付属するキャリングケースが「ハードケース(QC45)」か「ソフトケース(QC SE)」かというパッケージ違いのモデルです。そのため、ハウジングの形状やつめ(ツメ)の構造も共通しています。
互換品を選ぶ際は、「QC45対応」と明記されているものであれば、QC SEにも確実に取り付け可能ですので、安心して製品選びを進めてください。
私がBose QC45 / QC SEのイヤーパッド交換に「SOULWIT」をリピートした理由
過去の交換実績と長期使用で実証された高い耐久性
私がSOULWITを最も信頼している理由は、過去の交換実績と、長期間の使用によって実証された「高い耐久性」です。
以前、愛用しているSonyの「WH-1000XM3」や、オーディオテクニカのモニターヘッドホン「ATH-M50xBT2」のイヤーパッドが劣化した際にも、このSOULWIT製に交換しました。交換から数ヶ月以上が経過し、日常的なデスクワークはもちろん、タイやヨーロッパなどへの長距離フライトにも持ち出していますが、現在でもプロテインレザーの剥がれやクッションのへたりは全く見られません。
WH-1000XM3とATH-M50xBT2のイヤーパッドの交換記事を貼りますので、ぜひ参考にしてみてください。


純正品(約4,000円)の約半額で手に入る圧倒的なコストパフォーマンス
2つ目の理由は、非常に高い費用対効果(ROI)です。
Bose公式から販売されている純正の交換用イヤーパッドは、品質は間違いないものの約4,000円〜5,000円前後のコストがかかります。一方、SOULWIT製のイヤーパッドは約2,000円台と、純正品のほぼ半額で手に入ります。
本体のバッテリーが元気なうちは、わずか数千円の投資で新品同様の装着感を取り戻せるため、数万円の新型モデルへ買い替えるのに比べて極めて合理的な選択と言えます。
高密度メモリーフォームによる密閉度とノイキャン性能の維持
ノイズキャンセリングヘッドホンにおいて、イヤーパッドは単なる「耳当て」ではありません。ANC(アクティブノイズキャンセリング)の性能を最大限に発揮するためには、物理的に周囲の音を遮断する「密閉度(パッシブノイズアイソレーション)」が極めて重要になります。
粗悪な互換品の中には、中のスポンジがスカスカで隙間ができ、結果としてノイキャン性能が低下してしまうものがあります。SOULWITのイヤーパッドには「高密度メモリーフォーム」が採用されており、純正品に近いもっちりとした弾力があります。
これにより、メガネのツルや耳の裏の複雑な形状にも隙間なくフィットし、Bose特有の強力なノイズキャンセリング性能と、引き締まった低音域の響きをしっかりと維持してくれます。
SOULWITイヤーパッド(QC45 / QC SE用)の質感と開封レビュー
パッケージ内容と便利な取付ツール
パッケージ

パッケージはこんな感じで袋に入った状態で届きます。SOULWITさんの製品の場合大体この形状で届きます。
開封

パッケージの内容物は以下の通り。
- イヤーパッド本体
- スクリムマット
- 取付ツール
- ユーザーマニュアル
今回取り付けるイヤーパッドの素材はプロテインレザーにしました。カラーバリエーションや素材違いも豊富に展開されているので、ぜひご自身の好みに合わせて選んでみてください。

イヤーパッドの裏側はこのようになっていて、純正のそれと同じ形状。

実は、SOULWIT製を強くおすすめする理由の一つが、この小さな『プラスチック製取付ツール』の存在です。イヤーパッド交換で最もつまずきやすいのが、硬いツメをハウジングに押し込む工程。純正品や他社の互換パッドにはこのツールが付属していないことが多く、指先を痛めたり、最悪の場合はツメを折ってしまったりするリスクがあります。この専用ツールを使えば、先端の爪でパチンと押し込むだけで驚くほどスムーズに作業が完了します。安全かつ確実に取り付けができる点に、SOULWIT社のユーザーに対する深い理解と配慮が感じられます。
プロテインレザーの質感・厚みを純正品(Bose公式)と画像で比較

互換品で最も気になるプロテインレザーの質感ですが、結論から言うと、純正品と並べて比較しても全く遜色がありません。Bose特有のしっとりとしたなめらかな肌触りは、しっかりと再現されています。
さらに特筆すべき違いは、内部のメモリーフォーム(クッション)です。SOULWIT製のイヤーパッドは純正品よりもわずかに厚みがあり、しっかりとした『コシ』が感じられます。耳周りをより立体的かつ均一にホールドしてくれるため、個人的には純正の柔らかさよりも、このSOULWITのしっかりとした装着感の方が好みと言えるほどの完成度です。
写真で図解】Bose QC45 / QC SEのイヤーパッド交換手順(約5分で完了)
ここからは実施にイヤーパッドの交換手順を紹介します。

古いイヤーパッドを外す場合は、写真の様に上に引っ張り上げると簡単に外れます。

イヤーパッドを取り外したら、次はスクリムマットを外します。
スクリムマットについては特に汚れや破損が無ければそのままでもOKです。
今回は、内部の汚れも気になったので交換する事にしました。

スクリムマットは両面テープで本体に固定されています。
外す際はゆっくり外しましょう。

スクリムマットが外れました。
両面テープは場所によってはフラットケーブルの上についている場合もあるので、慎重に外してください。

内部に残った両面テープの糊のカスを取り除きます。

この様な感じにクリーニングします。

両面テープの糊を剥がす際にはこのようなプラスチック製のスクレーパーがあると便利です。

マイナスドライバーなどの金属で剥がそうとするとケースやケーブルを破損させる危険性があるので、辞めた方が良いです。

付属しているスクリムマットには裏側2か所に両面テープが貼ってあります。
このテープを剥がして、イヤーカップ内側に貼りつけます。

貼り付けるとこの様な感じ。

イヤーパッドを装着する時は、付属の取付ツールを使いイヤーパッドの奥にあるフランジを押し込むようにしてイヤカップにある爪にひっかけます。
この時、イヤーパッドを押し込むだけでは奥のフランジが爪に引っかかりが甘くなり、しっかり固定されません。
カチッと音がするまでしっかりとフランジを押し込むことがコツです。

この作業を左側も行えば作業完了です。
作業時間はおおよそ10分程度あれば完了します。
イヤーパッドの取付に手間がかかる場合がありますが、取付ツールを使いながらしっかりと作業すれば問題なく取りつける事が可能です。
交換後の実機レビュー:音質・ノイキャン(ANC)性能に妥協はないか?

装着感のチェック(側圧や耳へのフィット感)
交換を終え、新しいイヤーパッドを装着して最初に感じたのは、内蔵されたメモリーフォームの心地よい「コシ」です。長年使い込んでヘタっていた以前のパッドとは異なり、新しいフォームが耳の周りの凹凸に合わせて隙間なくピタッと密着する、新品当初の感覚が戻ってきました。
「密着感が増してパッドにコシがある」と聞くと、ヘッドホン特有の側圧(締め付け)が強くなり、頭が痛くなるのではないかと心配されるかもしれません。しかし、その点はご安心ください。
SOULWITのイヤーパッドはクッションの沈み込みが非常にしなやかなため、QC SE(およびQC45)本来の最大の魅力である「軽快な装着感」はそのまま維持されています。側圧が高くなったような不快な圧迫感はなく、長時間のウェブ会議やデスクワークで使用し続けても、耳周りや頭が痛くなることはありませんでした。Bose特有の「着けていることを忘れるような快適さ」は、この価格帯のサードパーティー製でもしっかりと再現されています。
ノイズキャンセリング効果と低音域の響きへの影響
新しいイヤーパッドによる密着感の向上は、ノイズキャンセリングや音響面にも非常に良い相乗効果をもたらしてくれました。
まず、新しいフォームが耳周りに隙間なくフィットすることで、物理的な遮音性(パッシブノイズアイソレーション)がしっかりと確保されています。へたったイヤーパッドを使っていた頃と比べると、頭を軽く振ってもヘッドホンがズレにくくなり、作業中に少し姿勢を変えたり、家の中を歩き回ったりしても安定感が抜群です。
気になるノイズキャンセリング(ANC)性能への影響もほとんどありません。むしろ、密閉度が高まったことで外部のノイズが物理的にシャットアウトされるため、静寂性がより際立ちます。ヘッドホン本体の音質自体に極端な変化はないものの、この高い遮音性のおかげで、音楽の細かなディテールやウェブ会議の相手の声が非常にクリアに聴き取れるようになりました。
隙間から音が逃げないため、Bose特有の豊かで引き締まった低音域も損なわれることなく、しっかりと鼓膜まで届けてくれる感覚です。
まとめ:Bose QC45 / QC SEユーザーの最適解はSOULWIT
ここまで、SOULWIT製イヤーパッド(Bose QC45 / QC SE用)の魅力や交換手順をお伝えしてきました。最後に、実際に交換・使用してみて感じたメリット・デメリットと、総合的な評価をまとめます。
SOULWITイヤーパッドのメリット・デメリット
総評
総評コメント
まず品質について、表面のプロテインレザーの質感は純正に全く引けを取りません。あえて純正より少し厚みとコシを持たせたクッション設計により、ノイキャンに不可欠な密閉度を損なわず、むしろホールド感が向上している点を高く評価しました。
次に取付易さについて、Boseのイヤーパッド交換は「ツメにはめ込む」という構造上、元々少し難易度が高い作業です。しかし、SOULWIT独自の「専用取付ツール」が付属しているおかげで、他社製品やツールなしでの作業と比べると劇的にハードルが下がっています。
最後にコスパについて、文句なしの満点です。半額程度の価格でこのクオリティが手に入り、さらに過去の経験から「数ヶ月でボロボロになる」といった耐久性の問題がないことも実証済み。最も賢い選択肢と言えます。
【結論】迷っているなら間違いなくおすすめ!
純正品への強いこだわりがなければ、SOULWITはBose QC45 / QC SEの延命アイテムとして「最適解」です。ボロボロのイヤーパッドのまま我慢するより、サクッと交換して、あの快適な静寂とサウンドを取り戻しましょう
以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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