こんにちは、きつね(@gijutsujin)です。
今回は、iPhone14用の耐衝撃ケース Simplism [GRAV] 衝撃吸収 ハイブリッドケースをレビューしたいと思います。
今回レビューする本ケースは、iPhone14の発売日前に事前に購入し、発売日当日にiPhone14が届いてからからすぐに装着したケースである。
このケースを選んだ理由は、当ブログでも記事になっているトリニティさんから販売されているCatalyst「Vibe」と「Influence」 の両保護ケースをレビューした際に、VibeとInfluenseに搭載されていたサウンドホーンの効果に驚いてしまい、それから物凄く気に入ってしまったのだ。
それからどうしてもサウンドホーンが付いたケースが欲しくなってしまい、新しくiPhone14用のケースとして見つけたのが、Simplism [GRAV] 衝撃吸収 ハイブリッドケースだったと言う訳である。
本ケースは価格もさほど高くはないにもかかわらず高機能なケースなので、ケース選びに迷っているならばまずはこれを購入しておけば間違いないだろう。
とても魅力が多い Simplism [GRAV] 衝撃吸収 ハイブリッドケース をしっかりと確認していきたいと思う。
それでは、始めます!
- 傷に強い 硬度5Hのウルトラファインアクリル
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠(高さ3.5mまで対応)
- 音が前に飛んでくるサウンドホーン
- カラーバリエーションが少ない
製品特長
- しなやかな素材で衝撃を吸収
- 背面に表面硬度5Hのウルトラファインアクリル採用
- 落下衝撃を分散吸収する、ハニカムコア構造
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠
- 音が前に飛んでくるサウンドホーン*実用新案登録済み
- ケースに入れたままカメラ撮影が可能
- ケースに入れたまま各種ボタンの操作が可能
- ボタン周りの凹凸もしっかり保護
まずは、製品特長だ。
上記に主な特長をリストアップしたのだが、この中でも特にポイントなのが、
- 傷に強い 硬度5Hのウルトラファインアクリル
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠(高さ3.5mまで対応)
- 音が前に飛んでくるサウンドホーン
この3点だ。
ピックアップした3つのポイントについて解説したいと思う。
背面に表面硬度5Hのウルトラファインアクリル 使用
本ケースの背面には表面硬度5Hのウルトラファインアクリルを採用している。
一般的なハードコート処理というのは大体2表面硬度2Hといったところなのだが、本ケースについては5Hまでの表面硬度がある。
トリニティさんでは傷耐性のテストにはJIS規格で定められている、「塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」の規定に沿って試験をしている。
試験の際にはMITSUBISI鉛筆を使ってひっかき傷のテストをしている模様だ。
こちらの記事で、同社で行っている試験方法や試験内容を紹介している。興味のある方は是非読んでもらいたい。
5Hの”H”は鉛筆と同じ硬度のHだとは知らなかったです。
米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠
本ケースは耐衝撃タイプのケースなので、米軍MIL規格の落下試験にPASSする性能を持ち合わせている。にもかかわらず、さらに高さ3.5mからの落下にも耐えられるとの事だ。
この高さ3.5mからの落下に対応するケースについては、トリニティさんから販売されている耐衝撃ケース以外ではあまり見かけない数字なので、この点もポイントが高い。
音が前に飛んでくるサンドホーン*実用新案登録済み
筆者一押しの機能であるサウンドホーンなのだが、これはトリニティさんの実用新案登録されている機能なのだ。
その為、他社のケースでは採用されない機能なのである。
サウンドホーンの特長は、下部のスピーカーの音が前面に出力される事。これはケースのバンパー部にトンネルがあり、スピーカーの音が底を通って前にくる仕組み。これだけの仕組みなのに、音圧が上がったりサラウンド感が増したりと、iPhoneのスピーカーで音を楽しむ場合にはあるととても便利な機能だ。
製品仕様
カラー/タイプ | ネイビー、ブラック |
製品サイズ | 78.5 x 153.7 x 11.5 mm (W x H x D) |
製品重量 | 34g |
パッケージサイズ | 104 x 200 x 20 mm (W x H x D) |
パッケージ重量 | 84g |
対象機種 | iPhone 13, iPhone 14 |
価格 | ネイビー:¥1,980(税込) ブラック:¥1,980(税込) |
SKU/JAN | ネイビー TR-IP22M2-GR-CLNV / 4582269542997 ブラック TR-IP22M2-GR-CLBK / 4582269540863 |
外箱・外観チェック
外箱
製品本体
今回購入したのは、バンパー部の色がブラックのタイプ。
本ケースを使う前までは、この様なハイブリッドタイプは使用してこなかったのだが、今回購入してみてバンパー部と背面のアクリル部の接合の処理が非常に綺麗で製品品質の高さが分かる。
本体詳細
本ケースのボタン部のカバーはTPU素材を使用している。
その為、iPhone本体のボタンへのダメージを与えず安心してボタンを使用できる。
バンパー部の裏はメッシュ構造になっており、衝撃を分散させる効果を期待しているのだと思われる。
また、4隅に穴が空いておりこれによって角から落ちた場合の衝撃を吸収する役割のほかに、ストラップホールとしても好かう事が出来るのだ。
Lightningポート周辺の処理はこのようになっており、コネクタ部が太いケーブルでも問題なくさせる事が出来る仕様だ。
穴のサイズとしては実測で 13.5mmx6.5mm となっている。
装着例
実際に装着すると耐衝撃ケースの割には外周部のふくらみは小さい。
その為、iPhone14のデザインも崩れる事もなく自然に馴染むようなデザインだ。
背面のアクリルは透明処理になっているので、もちろんアップルマークをバッチリ見せる事が出来る。また、この場所に好きなステッカーやカードなどを入れてカスタムするのも楽しいだろう。
タッチスクリーンのエッジ部やカメラユニット周辺部の保護もしっかり高さを設ける事で対応している。
タッチスクリーンを下にして置いたり、カメラ部を下にして置いた場合でも、直接タッチスクリーンやカメラにテーブルなどにあたる事は無い。
サウンドホーンの穴の処理はこのようになっていて、大きくくぼんだ所にスピーカーの音を前に出すためのサウンドホーンが設けられている。
この効果は絶大で、画面を横にした際にスピーカーの音にサラウンド感がまし立体的に音が聞こえるのだ。この効果は是非一度本ケースをご購入していただき、試していただきたい。
使用感
本ケースを装着して持った感じは、さほど大きく感じることなく自然に持つ事が出来るので、とても持ちやすい。
また、電源ボタンや音量ボタンの操作については、TPUバンパーと別部品となっている為、操作感は軽い。
持ちやすい理由としては、側面に細かい凹凸があるので、手が滑るといった事が無くサラッとしているにもかかわらず、グリップ感がありとても持ちやすい。
オススメの組み合わせ
本ケースと組み合わせるオススメの保護ガラスについて紹介する。
トリニティさんでは、SimplismブランドにおいてiPhone14用の保護ケース以外にも保護ガラスや保護フィルなどを販売している。
その中で、本ケースと是非組み合わせて使用したい保護ガラスはこちらの4点だ。
これらの保護ガラスは本ケースとの相性もバッチリなので、フルカバータイプでも当然ながらケースへの干渉は無い。
ご紹介した保護ガラスについてはこちらの記事にまとめてあるので、ご興味があれば是非ご一読いただきたい。
まとめ
iPhone14用の保護ケースに「Simplism [GRAV] 衝撃吸収 ハイブリッドケース」を購入し使用してみた。
感想をまとめると以下の様な結論になった。
- 傷に強い 硬度5Hのウルトラファインアクリル
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠(高さ3.5mまで対応)
- サウンドホーンは超優秀!
総評
総評コメント
デザインについては、耐衝撃ケースとしては周囲のバンパー部の厚みがほどよく、側面の凹凸でグリップしやすい形状になって老いるところががGood。また、4隅の衝撃吸収用のホールもストラップホールとして代用できるところもプラスポイントとした。
今後の期待としては、カラーバリエーションをもう少し増やしていただけると良いのではと感じた。
ブラックとネイビーの2色展開だけだと、他ケースのカラーバリエーションにどうしても劣ってしまう。是非今後の商品展開として、パステル色や迷彩柄の様なパターンデザインがあっても面白いと思う。
耐衝撃性能については、一般的なMIL規格に準拠している事に加え、3.5mまでの高さからの衝撃にも対応できる点は評価できる。また、カメラを保護するレンズリングやタッチパネル部をガードする周囲のバンパー部の高さもある事から安心して使う事ができるだろう。
ケース自体の性能という面で言えば、衝撃耐性の高さもさることながら、やはり筆者はトリニティ製品の特長でもある「サウンドホーン」が優秀な点を評価したい。この機能は他社製品には見られない特長で、iPhoneのスピーカーの音は本ケースが無くとも優秀で非常にいい音で聴くことができる。だが、本ケースを装着する事で良い音がさらに良く聞こえるようになるので、ゲームや動画をiPhoneのスピーカーで聴きたいというユーザーにはオススメの機能だ。
本ケースの背面のアクリル板の表面硬度は5Hということで、同社のガラスを使用した保護ケースの方は表面硬度10Hとなっており、傷つきにくさという点では背面がガラスのケースに劣ってしまっている。よって、本ケースの背面ガラスのタイプがあるとパーフェクトな製品になるとおもうので、トリニティさん是非ご検討をお願いします。
コスパの評価について、本体価格が¥1,980(税込)いう事で筆者の感覚だとコストパフォーマンスはとても良いと判断した。
製品品質は勿論なのだが、サウンドホーンは他社のケースにはない機能であったり、落下耐性は群を抜いて高性能だったりと、価格と機能のバランスは非常に良い。また、ケース選びに迷った場合もこのケースを購入しておけば間違いのない製品である。
ちなみに、トリニティさんのブランドで「BESPER」があるのだが、実はこちらのブランドにも本ケースの同等品があるのだ。こちらの方が、若干安く販売されている。BESPERブランドはネット販売のみのブランドとなっているので、店頭で購入できないので注意が必要だ。もし興味があるようならば以下の商品リンクでご確認いただきたい。
以上になります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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