こんにちは、きつね(@gijutsujin)です。
今回は、モニターライト Quntis ScreenLinear Radar Pro+ をレビューします。
本記事はメーカー様より製品をご提供いただき、実機を試してのレビューです。
ただし、良い点・気になる点のどちらも率直にお伝えします。
「手元は暗いのに画面は眩しい」「デスクライトを置くと作業スペースが狭くなる」──
そんな在宅ワークあるあるに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回レビューするのが、Quntis ScreenLinear Radar Pro+(自動調光&リモコン付き)。
人気モデルであるBenQ ScreenBar Haloと比較しながら、明るさ・設置のしやすさ・リモコン操作の快適さなど、
実際の使い勝手を詳しくチェックしてみました。
価格帯は大きく異なる両モデルですが、日常の作業環境を快適にするという目的は共通しています。
果たして、価格差を超える満足度は得られるのか?
それでは実際に、開封から設置、使い心地まで詳しく見ていきましょう。

- 自動調光で常に快適な明るさ
- リモコン操作でストレスフリー
- 人感センサーで自動オン/オフ
- 高コスパでBenQの約1/3の価格
- ライトの角度調整不可

Quntis ScreenLinear Radar Pro+とは?

最近、デスクワークや在宅勤務で注目を集めているのが「モニターライト」。
普通のデスクライトと違って、モニター上に設置できるため、省スペースで画面への反射を防ぎつつ、目に優しい照明を実現してくれます。
その中でも今回紹介するのが、Quntis ScreenLinear Radar Pro+。
Quntis(クンティス)は高コスパのガジェット製品を多く手掛けるブランドで、Amazonでも人気上位のモニターライトです。
また、Radar Pro+モデルでは、自動調光センサーとワイヤレスリモコンを搭載。
「BenQ ScreenBar Haloは高いけど、同等機能を手頃に欲しい」という方にぴったりの1本です。
1. 人感センサーで自動オン/オフ

このライトバーにはレーダーセンサーが搭載されており、
- モニター前に近づくと自動で点灯
- 離れると一定時間後に自動で消灯
という自動操作が可能です。
手元で電源を操作する必要がなく、無駄な電力もカットできるのでとても便利です。
2. 画面への映り込みを抑える設計

特に夜の作業時に、「まぶしすぎず暗すぎない」ちょうどいい照度になる点が非常に快適でした。
非対称45度偏光光学設計を採用しており、モニター上部に取り付けることで、
- 画面への反射や映り込みを最小限に抑える
- 視認性を向上させ、目の疲れを軽減
といった効果があります。
3. 無段階調光&高演色性(Ra98)

Quntis ScreenLinear Radar Pro+は、自然光に近いRa98の高演色LEDを使用。
さらに、色温度は3000K~6500Kまで無段階で調整可能です。
その日の作業内容や時間帯に合わせて、最適な明るさや色味に調整できるのが魅力です。
4. ワイヤレスリモコンで簡単操作

付属のワイヤレスリモコンを使えば、
- ライトのオン/オフ
- 明るさの調整
- 色温度の変更
を手元で簡単に操作できます。
作業中に立ち上がったり手元で操作する必要がなく、快適に作業に集中できます。
5. 幅広いモニター対応&省スペース設計

- 厚さ0.3cm~6cmまでのモニターに対応
- 湾曲モニターにも設置可能
モニター上部に取り付けるため、デスク上のスペースを有効活用できるのも嬉しいポイントです。
6. スタイリッシュで高品質なデザイン
本体はアルミニウム合金とプラスチックの混合素材を採用しており、
- 軽量でしっかりした質感
- 深みのあるクールな黒色でデスクに馴染む
と、機能性だけでなくデザイン性も兼ね備えています。

外観・付属品レビュー|洗練されたデザインとリモコン操作の快適さ

開封してまず感じたのは、シンプルで無駄のないデザイン。
アルミ素材のライトバーはスリムで、どんなモニターにも自然に馴染む質感です。

横の長さは24インチモニターの幅とほぼ同じ。

特徴的なヒンジのデザイン。この形状のおかげでどのモニターにもしっかり固定する事が出来る。

ヒンジの内側はこのようにラバーが貼ってある。どの面に触れても滑らない様な仕組みになっている。

このパーツは湾曲モニター用に用意されたパーツで、モニターの設置位置を前に出す事が出来る。

このパーツをモニターライトにはこのように設置すると最大で15mm程モニターライトが前に出る。

給電は背面にあるUSB-Cポートから供給される。

ライト部はこのようにスモークのカバーが貼られ、LEDライトのドットが出にくい仕様になっている。これにより光も柔らかくなり、拡散もしやすくなるのだろう。
付属品は、

- ライトバー本体
- リモコン(電池式)
- USB-Cケーブル
- 六角レンチ(ヒンジ調整用)
- 単4電池
- 取扱説明書

設置はモニター上部に引っ掛けるだけで、工具も不要。クランプ部分の安定感も高く、外れる心配はほとんどありません。

リモコンは丸型で、上面がタッチセンサー+回転式ダイヤルになっており、直感的に操作可能。
明るさ・色温度の調整もスムーズで、手元を見なくても感覚的に使えます。

裏面はこのようにラバーが貼ってあり、机の上をすべる事はない。

電池はこのように裏蓋を外して入れる。
電池投入後、すでにペアリングは出来ているのですぐに操作が可能だ。

使って感じたメリット
人感センサーで自動オン/オフ!快適&節電設計
便利だと感じた機能のひとつが、人感センサーによる自動オン/オフ機能です。
周囲に5分以上人の動きがないと自動で消灯し、再び近づくとスッと点灯してくれます。
ちょっと席を外したときにライトを消し忘れる心配がなく、
作業に戻ればすぐに最適な明るさで照らしてくれるのがとても快適。
節電効果と利便性の両立ができる、実用的で嬉しい機能です。
自動調光で常に最適な明るさ
Radar Pro+の大きな特徴が「自動調光センサー」。
周囲の明るさを検知して自動的に光量を調整してくれるため、
朝の自然光や夜の照明環境でも、常に目に優しい明るさを保ってくれます。
均一な配光で画面に反射しない
モニターライトにありがちな「画面反射問題」も、この製品ならほぼ気になりません。
光がディスプレイに直接当たらないように設計されており、手元だけをしっかり照らす自然な光が特徴です。
資料を読みながら作業する場面でも、照明のムラがなく視認性が非常に高いです。
リモコンで簡単操作
Radar Pro+のリモコンは、机のどこに置いても邪魔にならないサイズ感。
上部をタップすれば電源ON/OFF、ダイヤルを回せば明るさ・色温度をスムーズに調整できます。
夜間の作業中でもワンタッチで切り替えできるのは地味に便利です。
USB給電で配線がすっきり
もう一つのメリットは「USB給電」。
PCやモニターのUSBポートに挿すだけで点灯できるので、コンセントを占有せずデスクまわりがスッキリします。
ケーブルも細く取り回しやすいため、見た目もスマートです。

気になった点・デメリット
もちろん完璧ではなく、いくつか気になった点もあります。
まず、明るさの最大値はBenQ ScreenBar Haloに比べるとやや控えめ。元々、Screenbar Haloを使っている人にとっては最初はくらいかなと感じると思います。
とはいえ一般的な作業には十分な明るさがあります。
次に挙げられるデメリットは、ライトの角度調整ができない点です。
このモニターライトは構造上、ライトバー自体を上下に動かして角度を変えることができません。
そのため、照射角度を調整したい場合は、設置時にあらかじめ角度をつけて取り付ける必要があります。
ただし、下方向に向けようとするとフック部分がモニターに当たってしまうため、調整はほぼ不可能です。
一方で、上方向であれば多少角度をつけて設置することは可能でしょう。

BenQ ScreenBarとの比較
| 項目 | Quntis ScreenLiner Radar Pro+ | BenQ ScreenBar Halo |
|---|---|---|
| 価格 | 約6,000円前後 | 約20,000円前後 |
| 自動調光 | ○ | ○(より精密) |
| リモコン | ○(タッチ+回転) | ○(ワイヤレス) |
| 明るさ | ◎ | ◎(照射範囲広め) |
| デザイン | スリム・軽量 | 高級感あり・やや大型 |
| コスパ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
Quntis ScreenLinear Radar Pro+ と BenQ ScreenBar Halo を比べてみると、どちらもモニターライトとしての基本性能はしっかり押さえていることがわかります。
Quntis ScreenLiner Radar Pro+ は 人感センサー搭載で席を離すと自動消灯、戻ると自動点灯する機能があるのが大きな特徴です。また、価格は Screenbar Halo の約1/3程度と手頃で、コスパ重視の方には非常に魅力的です。
一方で、BenQ ScreenBar Halo は広い照射範囲や安定感のある設置性、高級感のあるデザインが魅力。予算に余裕があり、作業環境の質やデスク周りの見た目を重視したい方にはこちらが向いています。
結論としては、
- 価格・手軽さ・便利機能重視 → Quntis ScreenLinear Radar Pro+
- デザイン・照明範囲・設置の安定感重視 → BenQ ScreenBar Halo
と選ぶと分かりやすいでしょう。
どちらを選んでも、長時間作業の目の負担を軽減し、快適なデスク環境を作ることができます。


Quntis ScreenLinear Radar Pro+はこんな人におすすめ
- 長時間パソコン作業をする在宅ワーカー・学生
- デスクライトを置くスペースがない人
- BenQ ScreenBarの代替を探している人
- 自動調光やリモコン操作など、便利機能を手頃に試したい人
価格・機能・デザインのバランスが非常に良く、初めてのモニターライトとしても間違いなしです。

まとめ|価格以上の満足度。快適な作業空間を求めるならQuntis ScreenLinear Radar Pro+
Quntis ScreenLinear Radar Pro+は、「デスクをスッキリ保ちながら、目に優しい照明を実現したい」という人にぴったりのモニターライトです。
使ってみた感想は、
- 自動調光で常に快適な明るさ
- リモコン操作でストレスフリー
- 人感センサーで自動オン/オフ
- 高コスパでBenQの約1/3の価格
価格以上の満足感が得られる、非常に完成度の高いモデルだと感じました。
総評
総評コメント
まずはデザインについて、Quntis ScreenLinear Radar Pro+ のデザインは非常に洗練されており、高評価★5をつけたくなる完成度です。
スリムで無駄のないフォルムはどんなモニターにも自然に馴染み、デスク周りに置いても圧迫感がありません。
アルミ素材の質感や落ち着いた黒の仕上げも上品で、シンプルながら高級感を感じさせるデザインです。
仕事用のデスクはもちろん、在宅ワークやゲーミング環境にも違和感なくマッチし、機能性だけでなく見た目の美しさにもこだわりたい人にぴったりのモニターライトだと感じました。
質感も非常に高く、★5をつけるのにふさわしい仕上がりです。
アルミ素材を採用しており、軽量ながらしっかりとした手触りで高級感があります。
また、製品としての完成度も高く、細部の仕上げやパーツの精度にも妥協が感じられません。
見た目だけでなく、触れたときの安心感や堅牢性も備えているため、デスク周りに置いて長く使える信頼感があります。高級感と実用性の両立がうまくできている点が、個人的には大きな魅力だと感じました。
ライトの明るさについては、作業用として十分な明るさを確保しており、日常のPC作業や資料確認には全く問題ありません。
ただ、BenQ ScreenBar Halo と比較すると、若干暗く感じる場面もあり、★4評価としました。
とはいえ、この差は比較しなければほとんど気づかない程度です。
実際の使用では、目に優しく自然な光で手元を照らしてくれるため、必要十分な明るさがあるライトだと言えます。
操作性については、操作性が非常に優れていると感じました。
特にリモコンの操作性が向上しており、輝度や色温度の調整をスライダーで直感的に操作できるようになっています。これにより、作業中でも手元で簡単に好みの明るさや色味に変更でき、設定の微調整もストレスフリーです。
従来モデルよりも操作性が格段に向上しており、★5評価にふさわしい快適さを実感しました。
コスパについて、これまで紹介した機能や質感を考えると、価格が非常に手頃なのが大きな魅力です。
自動調光・人感センサー・無段階調光・リモコン操作・高演色LEDなど、上位モデルに匹敵する機能を備えていながら、Amazon価格は約9,999円。
デザインや質感も高級感があり、機能・品質・価格のバランスが非常に優れたモデルです。
長時間作業する方や、デスク環境をアップグレードしたいけれど高額モデルには手が出ない方にとって、コストパフォーマンスの高い選択肢だと感じました。

以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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