こんにちは、きつね(@gijutsujin) です。
2021年12月16日に新型アウトランダーPHEVを販売開始。
2022年2月5日の時点で累計受注台数が10,000台を超えました。
人気のグレードは最上位グレードの「P」。全体受注の8割を占めているようです。
この事から、この車の注目度、高評価を得られているといえます。
そんな人気のアウトランダーPHEV を実際に試乗してきました。
- とてもいいです!
- エンジン音がほとんどわからない静粛性!
- 豊富なドライブモードがあって運転が楽しい!
- 価格以上の品質・性能はあると感じました!
この記事では、新型アウトランダーのPHEVシステムについての簡単な解説と、試乗レポートをお届けいたします!
新型アウトランダーPHEVってどんな車?
アウトランダーPHEVは、プラグインハイブリッドと言って、プリウスの様なハイブリッドシステムに、EV(電気自動車)にある充電プラグを設けたシステムです。
ハイブリッド車とEVではそれぞれメリットデメリットがあります。
PHEV(プラグインハイブリッド車)では、それぞれのメリットを掛け合わせたようなシステムです。
- エンジンで発電が可能
- 外部充電器からバッテリーへの充電が可能
- 二酸化炭素の排出量を一般的なガソリン車に比べ大幅に削減可能
- 市街地ではEV、ロングドライブではHEVで走ることができる(電欠の心配がない)
PHEVは、現時点で運用面や環境面から見ても、ガソリン車と電気自動車の良いとこ取りの最強の組み合わせですね。
また、三菱のPHEVはEVベースのプラグインハイブリッドとの事で、
市街地では基本的には二つのモーターで駆動。
高速走行時や郊外での走行では、走行状況に応じて、エンジン直結とモーター駆動
で動きます。
アウトランダーPHEVは電気自動車の様に、外部から充電する事ができます。
充電方法は、普通充電、急速充電の2通り。
充電方法による違い
充電方法 | 普通充電 (AC200V/15A) | 急速充電 | エンジンで発電して充電 |
充電時間の目安 | 約7.5時間 (満充電) | 約38分 (80%充電) | ー |
主な設置場所 | 自宅 ショッピングセンター 宿泊施設 コインパーキングなど | 三菱自動車販売店 コンビニエンスストア 道の駅 高速道路サービスエリアなど | ー |
主なメリット | ショッピングセンターで買い物の間に充電可能。 また、電力会社のプランによっては夜間時間帯の充電で電気代を抑えることができる。 | 普通充電に比べて、充電時間が短く、ちょっとした立ち寄りの際にすばやく充電可能。 | 外部充電しなくても、エンジンで発電した電気を使って走行。 |
急速充電が、80%までが38分と以外に速い。電欠になってもエンジンで発電できるのがPHEVの強みです!
オススメポイント
オススメポイント
S-AWCによる路面状況やドライバーの気分に合わせられるドライブモード!
オススメポイントは、アウトランダーPHEVならではの多彩なドライブモード!
ダイヤルを回してドライブモードを切り替える事ができます。
各ドライブモードについては、メディアの試乗レポートにもありますが、明確に走行特性が変わるのが分かるので、非常に楽しいです。
もう一つは、イノベーティブペダル オペレーションモード。
アクセルペダルだけのワンペダル操作です。
実際にこの機能を使ってみたのですが、ワンペダルで加速・減速のコントロールができます。
減速については、停止まではいきませんので、最終的にはブレーキを使い停止させる必要があります。
日産車のe-powerのワンペダル制御と同じものだと思います。
イノベーティブペダル オペレーションモードは、雪道やワインディングには便利な機能ですね!
蓄電・給電
アウトランダーPHEVですが、家にも給電できるって知っていました?
「V2H」とは「Vehicle to Home」の略で、クルマに蓄えた電気を家で使う仕組みのことです。
災害時の停電の時に、クルマから電源を取ることができるので、非常用電源としても活用する事ができます!
気になるポイント
優秀なアウトランダーですが、気になるポイントとしては、サードシート。
サードシートは、トランクルームの床を持ち上げるタイプのシートです。
足回りの空間、天井までの空間が狭いので、常用として使うには少し厳しいです。
また、シートを畳む際も、50:50で倒せるわけではなく、シート全体を折りたたむ仕様になっています。
我が家は5人家族なので、サードシートは常用します。
その為、この様なタイプのシートだと、残念ながら使う事ができません。
試乗レポート
今回、事前にYouTubeでレビュー動画を見てから試乗をしました。
試乗して感じたのは、とても良かった!
この一言に尽きます。
次のセクションから、以下の項目についてレポートします。
- 外観
- 視界
- 運転のしやすさ
外観
外装の感想は、カタログで見るより実車の方がカッコイイなと思いました!
今回の試乗車のカラーはホワイトダイヤモンド。
先代からボディサイズが大きくなりました。全長4710mm、全幅1860mm、全高1745mmです。
ランドクルーザープラドに近いサイズ(4825mm/1885mm/1850mm)になりました。
ダイナミックシールドになって2代目
顔のデザインが、最近の三菱車の様に、細いポジションランプにその下にヘッドライトがくるデザイン。
ヘッドライトが独特の場所に来るデザインですが、大分見慣れてきた感はあります。
タイヤは255/45 20インチのECOPIA
タイヤサイズもサイズアップ!扁平率が45の割には、乗り心地がとても良いです!
ATタイヤをはかせるとどうなるのかな??興味があります。
リアゲートを開ける為のキックセンサー
静電容量式ではなく、コーナーセンサーと同じ超音波センサーだと思います。
このセンサーに足が近づくことによって、リアゲートが上がる仕組みです。
反応する距離は調整できるとの事で、クルマの下に猫が通っても勝手にリアゲートが開かないようにすることはできますね。
キックセンサーの操作は結構スムーズに操作できました。
視界
運転席からの視界はこんな感じ。
車幅は1890mmあるのですが、ボンネットが見えるので車幅感はつかみやすいです。
フロントガラスが少し寝ている方だと思います。その為、バックミラーが視界に入りやすいです。
いつもはデリカD:5に乗っているので、余計にバックミラーの存在が気になりました。
とは言え、常に視界に後ろが確認できるのは、メリットでもあるかもしれませんね。
運転のしやすさ
全幅が1860mmある、アウトランダーですが走り出してからの車幅感をつかみやすく、ツインモーターのパワーのおかげで、とても運転しやすかったです。
また、駐車時もバックに入れると、マルチアラウンドモニターと移動物検知機能「MOD」があるので、ボディサイズは大きいですが、駐車もらくらくです!
RALLYART 復活!
ラリーアートが復活しました!
2022年3月17日、三菱自動車からラリーアートブランドの復活と、「アウトランダー」、「エクリプスクロス」、「RVR」、「デリカD:5」用のアクセサリーを販売開始しました。
アクセサリー | 希望小売価格(消費税、参考取付工賃込み) |
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①RALLYARTガーニッシュパッケージ ・フロントスキッドガーニッシュ ・サイドアンダーガーニッシュ ・リヤバンパーガーニッシュの3点セット | ¥177,870 |
②マッドフラップ | ¥43,362 |
③サイドデカール | ¥34,848 |
④デールゲートスポイラー | ¥65,340 |
⑤フロアマット | ¥58,212(5人乗り仕様) ¥64,812(7人乗り仕様) |
まとめ
新型アウトランダーPHEVを試乗してみました。
私の評価はこちら
試乗後の感想として、初めて欲しいと思った1台でした。大変興奮しました!
ディーラーの営業の方も、非常に評判は良いそうで、試乗に来る方もレクサスなどからの乗り換えを検討するほどの評価をされているとの事です。
この事から、やはり最上位グレードで530万円と決して安くはないのですが、レクサスのハイブリッドSUVを買うのなら、燃費や環境性能を考慮すると、新型アウトランダーは高くはないのかもしれません。
- テスラなどのEVの航続距離や充電が必要な点が気になる方!
- 環境性能も大事だが、走りも大事だと思う方!
- レクサスのハイブリッドSUVを載っている方!
新型アウトランダーPHEVのプラットフォームは、次期日産エクストレイルと共通になるようなので、エクストレイルの方も楽しみですね!
店舗紹介
今回お世話になったお店は、、三菱コルト自動車販売株式会社 千葉店さんです。
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