こんにちは、きつね(@gijutsujin) です。
FlexiSpotさんより、電動式昇降スタンディングデスク E8 をレビュー用にご提供頂きました。
今回は、今までとても気になっていたFlexiSpotさんのデスクを、今回はFlexiSpotさんの竹製の天板とあわせてレビューします!
FlexiSpotのスタンディングデスクは、在宅ワークでの利用を理由に、近年とても人気が出た商品です。
その人気の理由は、自宅で仕事をしている時に、立つことによる気分転換や作業効率の向上が期待できるところではないでしょうか?
そんな、FlexiSpotさんのスタンディングデスクを、なんと今回は「子供の学習机の代わりとして使って見よう」という事で、子供部屋に設置して、実際に使ってみる事にしました。
実際に学習机として使っている中で、注意しなければならない点もありましたのでこちらも説明します。
組み立てから設置、実際に使ってみた感想をまとめるとこんな感じです。
製品紹介や組み立て、実際の設置した様子など以下に詳しく書きましたので、是非読んで下さい。
それでは、始めます!
- 楕円形の脚と竹天板
- 最低高が60cm
- 組み立てやすい
- 安定性はいい
- 学習机として使える
- 電気系の保証期間が短い
- USBポートの電圧降下が大きい
製品紹介
商品の特長はこちら
- 丸型フレームでデザイン性が高く、安全性が抜群!
- フルタッチパネルで操作が簡単で、使い心地が良い!
- 環境にも優しい素材を使用、耐久性・抗菌・脱臭効果が抜群!
- セーフティモーション(障害物検知機能)、ロック機能、メモリ機能!
- 天板DIY可能です!
丸形フレームでデザイン性が高く、安全性が抜群!
E8の脚部は従来品とは違い、角が無く楕円形をしています。
その為、ぶつかってもけがをするリスクを下げる事ができるので、お子さんのいるご家庭でも安心して設置できます。
この点が理由で、この机を子供部屋に設置して、学習机として使って見ようと決断しました!
安定性についても、脚部のパーツはそれぞれしっかりとした重量があります。
それもあって、組み立て後も非常に安定感があり、ぐらつきはほとんどありません。
脚部の構造が凸型に収まる形なので、下部が太く上部が細いつくりが安定感を増していると思います。
フルタッチパネルで操作が簡単で、使い心地が良い!
静電容量式のタッチボタンになったおかげで、軽くボタンにタッチすることで操作が出来るので、とてもスマート!
環境にも優しい素材を使用、耐久性・抗菌・脱臭効果が抜群!
- 優れた耐水性と耐久性
- 曲げや圧縮強度に強い
- 竹特有の長さの変化が無い(定規でも使われる理由がコレ!)
- 抗菌・脱臭効果があり衛生面に優れる
- 見た目も美しく、強い装飾効果がある
竹製の天板にもこだわりがあります!
セーフティモーション(障害物検知機能)、ロック機能、メモリ機能!
充電可能なUSB端子:携帯、デスクランプの充電に使うと便利です。
メモリー機能:あらかじめセットした高さを”1”、”2”、”座る”、”立つ”の4つの高さを記憶可能です。
ロック機能:誤って触ってしまった場合でも動作しないようにロック機能付き。
障害物検知機能:物や手が挟まれてもすぐに動作をとめるように障害物検知機能があります。
障害物検知機能は、昇降デスクを安全に使うには必須機能だと思います。
ちなみに、障害物検知の感度を3段階で設定する事も出来ます!
障害物検知機能の動作はこんな感じです!
天板DIY可能です!
E8は天板を自由に選ぶ事が可能!
今回は竹天板の長方形の物を選びましたが、それ以外にもFlexiSpotホームページでは、E8用に様々な材質やサイズ、長方形型やカーブ型天板なども取り扱っています。
横:1200‐2000mm X 奥行:600 – 800 mm X 厚み:20mm以上
天板は自分の好みの天板を使う事ができますので、自分だけのデスクを作ることが可能です!
製品仕様
積載重量 | 125㎏ |
最大速度 | 38mm/s |
入力電圧 | 100 – 240 V |
上下昇降範囲 | 600 – 1250 mm |
幅調整範囲 | 1100 – 1900 mm |
対応天板サイズ | 横:1200‐2000mm X 奥行:600 – 800 mm X 厚み:20mm以上 |
使用頻度 | 2分間連続操作した時は、18分以上操作しないでください。 |
温度 | 0 – 40 ℃ |
認証 | PSE |
E8 脚フレームの各サイズ
製品保証
気になる製品保証期間は以下の通り、
2019年8月26日以降(8月26日購入は含みます)に購入されたすべての高さ調整式デスクが対象
開封
脚部
脚部の重量がなんと約32.7kgもあります!(梱包時は36㎏!)
かなり重いので、運ぶときはご注意ください。
脚部に重量があるという事は、言い換えるとそれだけデスクの安定性に効果があるといえます。
天板
天板はとても丁寧に梱包されていました。とても好印象です!
竹製の天板は初めてだったのですが、とてもいいです。
組み立て
このデスクを組み立てる時は、別途電動ドライバーがあると非常に便利です!
実際に組み立てる工程をご紹介します。
こちらから取扱説明書が入手できます!
組み立ての参考動画はこちら!
Aのねじで取付
取付るとこんな感じ
Dのねじで取付
支柱ビームにはそれぞれ、昇降用のモーターが内蔵されています!
取り付けるとこんな感じ
Cのねじで取付
取付るとこんな感じ
脚の裏には、高さ調整用のアジャスターもあります!
組んだ脚を天板に乗せる
中央部のねじを緩めて机の幅にビームの長さを調整
今回使用する天板にはあらかじめねじ穴が開いているので、そこに脚を合わせる
Eのねじで取付
中央部にはねじ穴が無いので、ねじを締める時は電動ドライバー使用を推奨
全てのねじを締めるとこんな感じ
電源ケーブルの出す方向や、リモコンの設置位置を再度確認しましょう!
今回は電源ケーブルを向かって右側、リモコンの設置は左側にしました。
このコントローラーボックスはねじ2個で止まっているだけなので、もし、電源ケーブルの出す方向やリモコンの設置を間違えても、コントローラーの場所を移動すればOKです!
リモコンはEのねじで固定
Bのねじを使って共締めする感じで固定
取付るとこんな感じ
組み立てはおおよそ1時間程度で完成しました。
組み立てた感想
- ねじ止めするパーツ自体は多くないので、組み立てはカンタン
- 使用するネジも、小分けにされていてGood
- 電源ケーブルとリモコンの設置位置は事前に決めておくと良いです
- 脚部は重量がかなりあるので、2人で作業される事を推奨します
外観
ケーブルカバー
ビームには、ケーブルカバーが取り付けられるので、モーターやリモコンの配線が隠せます。
ケーブルカバーの中に電源タップまでは入らないので、電源タップを使用するときは、別途ケーブルラックの購入をオススメします。
リモコン
リモコンについては左右どちらでも設置は可能です。
今回は、電源ケーブルの出す方向が向かって右側に出したかったので、リモコンは左側にセットしました。
このE8についているリモコンは、タッチボタン式のリモコンになっています。
左側面にはUSB-Aポートがあります!
タッチスイッチ
タッチボタンの感度はGood!
タッチボタンにはロック機能もあります。
この機能をONの時は、青色LEDが点灯し、ボタンに触れると電子音で知らせてくれます。
今回は、子供用の机として使うので、安全を考慮して常にロックの状態で使う事にしました。
充電用USBポート
説明書やホームページでは特に出力電圧や電流の記載はなかったのですが、iPadを充電する事ができました。
iPadのバッテリー残量が約25%の時に計測した所、VBUS電圧が4.8V、VBUS電流が1.16Aを出力していました。
この事から言えるのは、既存のスマホやタブレットは十分に充電できる容量あるという事です。
でも、電流が多く流れている時(1Aくらい)の電圧降下が少し大きいです。
高さ比較
E8は高さ調整をするモーターが左右にある関係で、非常にスムーズかつ静かに動きます。
高さMin:60cm
最低高がフレームで60cmはうれしいポイント!
これにより、身長の低い人でも椅子を無理に上げる必要が無くなるので、使い勝手は非常に良くなりました。
高さMax:125cm
この高さになると、スタンディングデスクで使うというよりも、その下に椅子や荷物を収納する為に、天板を持ち上げて使うイメージでしょうか。
実際にスタンディングデスクとして使うのであれば、もう少し下げた方が使いやすいです。
リモコンの表示と実際の高さ(メジャー計測)との誤差はあるようです。
リモコンの高さ表示については、補正する機能は無いです。
昇降デスクを学習机としての利用する
電動式昇降スタンディングデスク E8 を、学習机として今回検討しました。
電動式昇降スタンディングデスク E8 と 学習机との比較
電動式昇降スタンディングデスク E8 | 学習机 |
---|---|
高さ調整が簡単に出来る | 高さ調整が調整出来るものが少ない |
引き出しや本棚が無い | 引き出しや本棚が有る |
天板のサイズが2人分のサイズも選べる(横140㎝以上) | 天板のサイズが1人用のサイズ(横100cm未満) |
価格は8万円程度 | 価格は4万円~8万円くらい |
学習机に対する要求事項
- 本棚は沢山あるので、机に本棚はいらない
- フリーアクセスできるようにしたい
- 子供が2人並んで使えるようにしたい
- 天板の幅は140cm、奥行が70㎝は欲しい。
- 部屋の雰囲気から、ホワイトとメイプル系の配色にしたい
我が家の場合、3人の子供がいるのですが、それぞれの机を置ける程部屋のスぺースがありません。
また、勉強は今までリビング学習をしていたので、フリースアクセスで使える学習机の構築したいと思いました。
その場合、FlexiSpotのスタンディングデスクは使う人に合わせて高さ調整が簡単なのは非常に重要な機能です。
また天板のサイズも重要で、これからパソコンを使うようになった時、机にモニターを置いてもある程度手元にスペースが残るように、70㎝は欲しいと思っていました。
実際に学習机として運用していますが、幅140cmの天板は正解で小学生が2人並んで使えるので、学習机として使う価値は十分にあります!
学習机として使用する時に注意する事
電動式昇降スダンディングデスクは、リモコンをつかって天板を上下させるので、机の周囲に物がある場合は、不意な操作で天板が上下し物をひっかけて破損したり場合によってはけがをするケースが想定されます。
取扱説明書にも意事項の記載がありますので、必ず読みましょう。
実際に学習机として運用している中で、注意した方が良いと感じた事を以下にまとめました。
電動式昇降スダンデスクを学習机として使用する場合、以下の点に注意しましょう!
・天板に物が引っ掛からないように周囲にものは置かない
・天板の上に物を乗せる時も、はみ出して置かない
・小学生低学年以下のお子様が使用する場合は、必ず電源コードは抜いておく
・取説の注意事項は必ずよみましょう
一番注意した方が良いのは、リモコンの操作を誤ってしてしまい、机が不意に動いてしまう事です。
リモコンはロックをする事で、不意なタッチでも動かなくする事は出来ます。
しかし、子供が勝手にロックを解除したりする事がありました。
そうなると、不意なタッチで動作してしまい、机にあった物で壁紙を削ってしまったり、壁に貼ってある掲示物を落としたりする事が実際に発生しました。
幸いケガをする事は無かったのですが、リモコンのロック機能だけでは不十分と感じました。
幸いにもE8は、一度高さを調整してしまえば、電源を切っても高さを維持してくれますので、頻繁に高さを変えないのであれば、電源コード自体を抜いてしまい、昇降動作を出来なくする事で安全を確保する事にしました。
子供はどうしても、大人が使っている物やメカメカしている物に興味があります。
特に小学生低学年以下の子供は、親が言っても聞いてくれないので、強制的に動かなくする事が一番の方法だと気づきました。
まとめ
FlexiSpotさんの電動式昇降スタンディングデスク E8 を実際に組み立てて、実際に使ってみました。
私の評価はこちら
デザイン
デザインについては、楕円形の脚がとても良いと思いました。FlexiSpotさんの電動昇降式スタンディングデスクの脚は四角い形状で、無骨さはありますがとても頑丈で男性的な印象を与えてくれました。
この点、E8の楕円形のデザインはとても柔らかい印象を与えつつも、剛性もあり機能性はそのままなので、女性や子供向けにもデザインを振った感じがしました。
高さにつても、最低高がフレームの高さで60cmに抑えられている点がポイントです。
天板を乗せても62cm程度になるので、身長の低い方でも椅子を高く上げることなく使えるところは大きなポイントです。
また、竹天板は反りもなく表面はとても綺麗でした。FlexiSpotさんの天板なので、脚とリモコンの取付穴が事前にあいているのは非常に助かりました!
組み立てやすさ
組み立て自体は、とてもカンタンでした。
取説もシンプルで分かりやすいし、ネジが小分けにされていて、使う場面で取説で支持があるので、どのネジを使うのかが非常に分かりやすいです。
机の安定感
E8のようにT字の脚の場合、どうしても前後の揺れに弱い性質があります。
しかしながら、脚に重量がある為、安定性は非常に高いと思います。
高さを上げるにつれて、重心が上がるのでどうしても前後に揺らすと少しは揺れてしまいます。
ただ、力いっぱいタイピングをするようなことをしないのであれば、気にならないと私は思いました。
保証期間
脚のフレームとビームについては5年間。モーターやコントロールボックス、リモコンは2年間です。
他社の昇降デスクでの場合、10年間をうたった製品もあります。(例:IKEA イドーセンやベカント)
電気系(モーターやリモコンなど)の保証期間が2年なのでここが壊れるとただの重たい机になるので、電気系の保証期間がフレーム類より短い点は気になる点です。できれば、フレーム類と電気系の保証期間を同じにしてもらえると、購入する側からすると、高い買い物になるので非常に安心感は高まります。
コストパフォーマンス
コストパフォーマンスは、使い方次第という所でしょうか?
私の場合は、3人の子供と妻の4人で使う事を想定しているので、机の買い替えや買い増しをする事を想定すると、天板込みで8万円という価格は、大人数で長く使う事を考えれば悪くないのではと思いました。
机の安定性や天板の質など、製品全体の品質としてのコストとして考えてみた場合、この価格も正直悪くないのではと思いました。
・楕円形の脚デザイン、竹天板はGood!
・一番低い高さが60cm(+天板の厚さ)がうれしい!
・高さ調整が簡単に簡単にできるが、頻繁に使わなくても便利!
・子供の学習机としても使ってもいい!
・品質を考えれば妥当な価格
スタンディングデスクに迷ったら、
FlexiSpotの電動昇降スタンディングデスク E8 を選べば間違いない!
以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になりましたでしょうか?
こちらの記事に関するご質問やご感想は、下のコメント欄かお問い合わせフォームからよろしくお願いいたします!
コメント