【日本の技術が集結した保護ガラス！】Simplism FLEX 3D GLASS Dinorex 高透明複合フレームガラスレビュー

2024年2月14日

当ページのリンクには広告が含まれています。

　こんにちは、きつね（@gijutsujin）です。

　今回は、iPhone 15用保護ガラス Simplism FLEX 3D GLASS Dinorex 高透明複合フレームガラスをレビューします。

本記事はトリニティ株式会社様（@trinityinc)より、レビュー用に商品をご提供していただき執筆しております。
トリニティ株式会社様、いつもありがとうございます！

　トリニティさんはiPhoneをはじめGoogle PixelやXperiaなどのAndroid機向けに様々なアクセサリーを展開されています。
　そして、筆者が2023年12月にiPhone 15の導入を機にトリニティさんから４種類の保護ガラスのご提供をして頂いた。

Simplism FLEX 3D GLASS Dinorex 高透明複合フレームガラスレビュートリニティ貼るピタULTRA SHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工

ご提供していただいた保護ガラス

　それぞれ、とてもユニークな商品で高透明な物や反射防止、のぞき見防止のガラスと様々な仕様の保護ガラスをご提供していただいた。
　中でもとりわけ注目なのが、すべての保護ガラスで採用されている、貼るピタULTRAだ。
　これは、トリニティさん独自の保護ガラスをキレイに貼る為の治具である。このおかげで、誰でも簡単に保護ガラスを失敗することなく貼る事が出来るのだ。この「貼るピタ」シリーズは毎年のように改良が重ねられており、筆者も2023年にiPhone 14 用の保護ガラスをご提供していただいた際に「貼るピタMAX」を初めて使用し、とても驚いた。
　その時の記事はこちらにまとまってあるので是非参考にして頂きたい。

製品特長

主な特長

絶対、角割れしない。強化ガラスとPETフレームの複合構造
端まで守る、フルカバーフレームタイプ
画質そのまま、コントラストを保つ高透明タイプ
日本電気硝子社製、ダイノレックス®ガラス採用
気泡ゼロ「バブルレス®」仕様
表面硬度10Hで傷から徹底ガード
安心の日本製素材
万が一の破損にも安心、飛散防止加工
汚れにくく拭き取りやすい「SHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工」
簡単３ステップ「貼るピタULTRA」採用
皮脂が良く落ちる、マイクロファイバークロス付属
貼るピタULTRA用の埃取りテープ付属

絶対、角割れしない

　この保護ガラスが絶対割れしない理由、それは、ガラス周囲がPETフレームで囲まれているから。
こうする事により、強化ガラスを保護する一方で落下の際の衝撃で起こる「角割れ」を防ぐ事ができるのだ。

強化ガラスはもろい？

　強化ガラスは擦り傷や正面からの衝撃に対しては強いが、角からの落下や衝撃にはもろく、「角割れ」や「クラック」が簡単に起きるそうだ。

角を守って割れを防ぐ

　角からの衝撃に弱い強化ガラスを強化するために取れれた手法が、柔軟性と薄さを持ち合わせるPETフレームとの組み合わせだ。
これにより、強化ガラスを「角割れ」から保護する事ができるので、安心感の向上が期待できるのである。

端まで守る、フルカバータイプ

ディスプレイ全面を守る、端まで貼れるフルカバータイプです。フレームありにすることで、より広範囲に端末を保護します
https://trinity.jp/product/tr-ip23m-g3-drccbk/

画質そのまま、高透明タイプ

コントラストを保つ高透明タイプで、色彩鮮やかにくっきりと見えます。透明度が高く、元々の画面の美しさを損ねません。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m-g3-drccbk/

日本電気硝子社製　ダイノレックス®ガラス採用

サイネージやスマートフォン本体などに多く使われている、日本電気硝子社製のDinorex^®をスマートフォン保護ガラスに業界で初めて採用しました。歪みが少ない、透明度が高い、衝撃に強いという特徴があります。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m-g3-drccbk/

　ダイノレックス®ガラスについてはこちらのリンクも参照していただきたい。

トリニティ

業界初採用日本電気硝子社製ダイノレックス®ガラスとは？ | トリニティ業界初採用日本電気硝子社製ダイノレックス®ガラスダイノレックス®ガラスは、日本電気硝子株

気泡ゼロの「バブルレス®」仕様

ディスプレイとガラスプロテクター/フィルムの間に埃が入ることが、気泡が発生する原因です。シリコン吸着面に特殊加工を施すことによって、微細な埃であれば巻き込んでしまうことにより気泡を発生させずに貼り付けすることを可能にしました
https://trinity.jp/product/tr-ip23m-g3-drccbk/

※「バブルレスフィルム」および「Bubble-less Film」は、トリニティ株式会社の登録商標です。

表面硬度10H

表面硬度は一般的なフィルムの4倍以上の「最高硬度10H」レベルで、特に擦り傷に対しての強い耐性を持ち、たとえカッターでも傷つけることができません。
※本製品はJIS K5600引っかき硬度（鉛筆法）基準による10Hの硬度試験をクリアしております
https://trinity.jp/product/tr-ip23m-g3-drccbk/

JIS K5600-5-4 ひっかき硬度(鉛筆法）の詳細はこちら。

kikakurui.com

JISK5600-5-4:1999 塗料一般試験方法－第５部：塗膜の機械的性質－第４節：引っかき硬度（鉛筆法）この規格は，塗料及び関連製品の試料採取・試験に関する一連の規格の一つであり，既知の硬さの鉛筆を塗膜に押しつけて塗膜硬度を測定する方法を規定する。

安心の日本製素材

きつね

トリニティさんのこだわり！

万が一のわれにも安心「飛散防止」仕様

ガラスを貼り付ける時の接着シリコン層により、万が一ガラスが割れてしまった時にも粉々に飛び散ることを防ぎます。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m-g3-drccbk/

汚れにくく拭き取りやすい「SHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工」

一般的な防汚コーティングと比較して約109%も拭き取り性がアップした、信越化学工業株式会社の「SHIN-ETSU SUBELYN®」を採用。これまでクロスでゴシゴシと強く拭かないとなかなか拭き取ることができなかった指紋を簡単に拭き取ることができます。また、指すべり良くなめらかです。
※防指紋の効果は、指紋を目立たなくするものであり、完全に付着しないというものではありません。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m-g3-drccbk/

信越化学さんのフッ素系コーティング剤「SHIN-ETSU SUBELYN®」についてはこちらを参照していただきたい。

製品仕様

カラー/タイプ	ブラック/透明
製品サイズ	68 × 144 × 0.63mm（W × H × D）
製品重量	８g
パッケージサイズ	85 × 200 × 20mm（W × H × D）
パッケージ重量	39g
取扱説明書	貼るピタULTRA 365日交換保証サービス
対応機種	iPhone 14 Pro iPhone 15 iPhone 15 Pro
SKU/JAN	TR-IP23M-G3-DRCCBK / 4582269553450 ※本製品は下記型番と同一製品となります。 TR-IP23M3-G3-DRCCBK / 4582269551715
価格	￥2,880

開封

表面

　今頃気が付いたのだが、トリニティさんのパッケージにSimplismのロゴはあれどトリニティさんの社名が無い。
　その為、Simplismブランドを全体的に押し出しているのだ。是非この機会にSimplismは日本の企業トリニティさんの製品であることを覚えて頂きたい。
　パッケージにはこの保護ガラスの特長が所狭しと並んでおり、ダイノレックス®ガラスにチタンでティラノサウルス絵が描かれている。
　ちなみに、この保護ガラスは割れてしまった場合に365日ガラス交換保証があるので、角割れのリスクが高いケースに入れない裸持ちの人にとってこの保護ガラスはオススメ出来る。

裏側

　裏側にもこの保護ガラスの特長が書かれている。
　この保護ガラスが全面ガラスとは違い外周をPETフレームになっている。その為、購入者に対してガラスが画面端まで来るわけではなく、PETフレームが端を隠す仕様との注意書きがある。

ちょっとした気遣い

　筆者がトリニティさんの製品がとても素敵だなと感じるのは、この写真の様に開封する際のテープを剥がしやすく出来るようにタブ上になっている。このおかげで、開封の際にカッターやハサミが無くても開封する事が出来るのだ。こうゆう所で購入者への気配りや配慮が施されている点がとても魅力的なのだ。

開封

　箱から本体を取り出すとこの様な状態で出てくる。
　保護ガラス自体は、貼るピタULTRAのパッケージの中に納まっており、その中にカードセットが挟み込まれている状態だ。

同梱物

　同梱物はこちら、

保護ガラス本体（貼るピタULTRA内に組み込み済み）
カードセット
365日保証サービス申請手順書
アンケート案内
マイクロファイバークリーニングクロス

貼るピタULTRA実践

きつね

貼るピタULTRAを使った実際の貼り付け手順を紹介します！

STEP

画面の掃除

　貼るピタULTRAには埃取テープが内蔵はされているものの、画面に付着している指紋や汚れは事前にキレイにしておきたい。
　付属の、マイクロファイバークリーニングクロスを使えば簡単に綺麗になる。

STEP

iPhoneを貼るピタULTRAにセット

　Step1で画面がキレイになったら、iPhoneを画面の向きをそろえて貼るピタULTRAに入れる。
　この時、しっかりとiPhoneを奥に入れる事が重要だ。

STEP

カバーの爪を折る

　iPhoneを貼るピタULTRAに収納が完了したら、今度は貼るピタULTRAのフタの固定をする。固定方法はカバーの端を写真の様にベース部に折りこむことで固定させる。
　この作業は必ず端末を差し込んだ後に折りこむようにする必要がある。
　これを忘れると、上部カバーがパカパカと動くので後の作業がしづらくなるので絶対にお忘れなく。

STEP

中央のタブを引き抜く

　次に、貼るピタULTRAを抑えながら中央のタブを引き抜く。

STEP

埃を取る

　タブを引き抜いたら埃取テープを画面に吸着させるため、しっかりと画面を押さえつける。

STEP

埃取テープを取る

　飛び出しているタブをゆっくりと引き抜く。この時に画面にあったホコリが埃取テープに吸着されて画面がキレイになる。

STEP

保護ガラスを貼り付ける

　埃取テープが取れたら、フタにある四角い溝を人差し指でなぞる様にして押し付ける。

きつね

この時に四角い溝以外の場所を押さえつけないようにしよう

STEP

フィニッシュ

　フタを取ると保護フィルムがるのでゆっくりと剥がす。そうすると、保護ガラスがゆっくりと画面に吸着していく。

STEP

完成

　保護ガラスが吸着したら貼るピタULTRAから取り出し、気泡をマイクロファイバークリーニングクロスで拭くように押し出す。仮に、気泡が残っても時間が経てば消えるので大丈夫。
　これで貼り付けは完了だ。

詳しくはこちらのYouTubeも参照していただきたい。

使用感

ガラスと画面の位置ずれナシ！

　FLEX 3Dはガラスの周囲にPETフレームが来る事で角割れがしにくい構造になっている為、ガラス自体がディスプレイ面全体を覆う仕様ではない。という事は、保護ガラスはディスプレイのアクティブエリアに覆いかぶさる仕様という事。それが意味するところは、ずれるとガラスの端が画面内に入り込む事だ。
　この様な仕様の場合、ガイドが無しで貼るには非常に難しい。その点では貼るピタULTRAが本領を発揮し、バッチリとディスプレイのアクティブエリアの端とガラスの端を合わせ貼り合わせてくれる。
　その為、画面が点灯時にはガラスの存在を全く気にすることが無いのでとても良い。

SHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工は効果アリ！

　この保護ガラスにはSHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工が施されている。
　そのせいもあってか、これを貼ってから2か月程経つが、この記事を書いている時に思ったのだが確かに指紋が目立つという印象が全くなく、画面についた指紋をゴシゴシと拭いたという記憶が全くないのだ。
　改めて指紋の付き具合を確認するために、一度キレイにしてから何回か画面を指でタッチたのがこの写真なのだが、あまり指紋が見えないと思う。一般的な保護ガラスの場合、指で触った箇所が分かるくらい指紋が残るのだが、この保護ガラスではこのようにほとんど目立たない。この効果がどれ程続くかわからないが、クロスで拭くことによる保護膜の剥離の影響を抑えることが出来るのである程度は長持ちすると期待できる。なので、このSHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工は十分機能を果たしていると言えるだろう。

ダイノレックス®ガラスの安心感

　ダイノレックス®ガラスは皆さんご存知のゴリラガラスと同じ製法で作られているガラスなのだ。このガラスは圧縮応力という力が働く事でハンマーでたたいても割れない程に強靭なガラスになる。また、限りなく無色透明に作ることが出来るので、画面の品質に影響を与えない。

　　この保護ガラスの商品名にもある高透明もこのダイノレックス®ガラスがあって初めて効果が得られているのが分かる。
　また、ここで大事なのはこのダイノレックス®ガラスが日本の企業が作っているという点だ。スマホのタッチパネルのガラスとしてはゴリラガラスの採用が有名だが、この様に日本企業の優秀なガラスを保護ガラスとして採用する事で認知度アップにも効果がある。
　強靭なヒビ耐性に高透明のガラスである、ダイノレックス®ガラスを使った保護ガラスはもはや安心でしかない。

まとめ

トリニティ株式会社様より、iPhone 15 用の保護ガラス Simplism FLEX 3D GLASS Dinorex 高透明複合フレームガラス をご提供していただきました。
　実際に使用してみた感想をまとめると、

強靭かつ高透明なダイノレックス®ガラス
SHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工による効果は絶大
貼りずれを起こさない貼るピタULTRAは神！
失敗すると出費が痛い

総評

機能

Bad

１

２

３

４

５

Good

触り心地

Bad

１

２

３

４

５

Good

貼りやすさ

Bad

１

２

３

４

５

Good

コスパ

Bad

１

２

３

４

５

Good

総評コメント

　機能について、保護ガラスの機能としてはSHIN-ETSU SUBELYN®フッ素加工による指紋がつきづらくふき取りやすい加工がなされ、ダイノレックス®ガラスによる割れに強いガラスの採用。貼り付けでは貼るピタULTRAによる失敗の無い貼り付けが出来る点で、満点の機能が備わっている。さらに、PETフレームを外周部に使うことで角割れにも対応している点は裸持ちの人にとっては心強い仕様になっているので、文句なしの満点評価だ。

　触り心地だが、特に引っ掛りもなく指の滑りはスムーズで非常に良い。ここも保護ガラスの要求仕様として十分な触り心地を実現しているので、こちらも満点評価。

　貼りやすさについては、貼るピタULTRAの異次元の貼りやすさは、貼りずれ防止はもちろんガイドを使ったものに比べると圧倒的にホコリが画面内に入り込むリスクを低減してくれる。最近の保護ガラスは貼り付けようにプラスチック製のガイドが付属されそれをiPhoneにはめてその枠の中にガラスを入れる仕組み。この仕組みでは貼りずれは防止できるが、ホコリの混入は絶対に防ぐことが出来ない。その点で貼るピタULTRAでは指紋はきれいにする必要はあるものの、ホコリ吸着シートが貼るピタULTRAの中に備わっているので、ホコリを取り除いた直後にすぐに貼り付けることが出来るので、ホコリの侵入についてはほぼゼロで貼ることができる。失敗が無いので、保護ガラスが無駄にならない点も重要で、資源保護の観点でも失敗ガラスを減らすことが出来るのはSDGsの理念にも沿った行動をこの保護ガラスを使うことで貢献できるのだ！

　コスパについて、この評価については難しいところはあるのだが中華製保護ガラスとの相対評価になるが、中華製の場合は1000円ちょっとで2枚や3枚保護ガラスが入っているものもあるので、保護ガラスが1枚で2000円を超える点はこの商品の特長を知らない人にとっては高い印象は否めない。とはいうものの、貼るピタULTRAやガラスの素材、コーティング剤の材料費を考えるとこの値段にも納得するのだ。とはいえ、価格もいい値段なので貼り付け失敗による損失の心配もあるだろう。筆者の経験から過去に4枚ほどトリニティさんの保護ガラスを張っているが、1度も失敗がない。外でも貼ったこともあるくらい。それくらい、安定して保護ガラスを貼ることが出来るので、まだ試したことが無い人は1度でいいので貼るピタULTRAをぜひ試してもらいその価値を体感してほしい。