こんにちは、きつね(@gijutsujin)です。
今回は、
トリニティ株式会社様(@trinityinc)より、iPhone 14 用の保護ガラス Simplism GLASSICA Round 耐衝撃 背面ガラスケースをご提供していただきました。
トリニティさん、いつもありがとうございます!
今回のケースですが、私の大好きな耐衝撃タイプのケース。しかも、最近気に入っているトリニティさんの実用新案として登録されている「サウンドホーン」を採用したケースなのだ。
このサウンドホーンはどうしてあるかというと、「音を前に出すため」なのだが、その理由はiPhoneの底面スピーカの向き。
iPhoneのスピーカは横に持つと、上部にあるスピーカーは前を向いているが、下部のスピーカーは横に向いているので、音もその方向に飛ぶ。それを補正してくれるのがサウンドホーンなのだが、これがとても優秀で聞こえ方が全く変わるのだ。
この機能はトリニティさんの商品にしか採用されていない機能なので、是非チェックしてもらいたい。
他にも、硬度10Hの強化ガラスの採用や、背面ガラスが割れてしまっても180日間の製品交換保証サービスもあったりと、とても魅力的なガラスケースなのである。
とても魅力が多い Simplism GLASSICA Round 耐衝撃 背面ガラスケース をしっかりと確認していきたいと思う。
それでは、始めます!
- 硬度10Hの強化ガラス(割れても安心交換保証サービス付き!)
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠(高さ3.5mまで対応)
- 音が前に飛んでくるサウンドホーン
- カラーバリエーションが少ない
- 背面にガラスを採用している為、ケースを外しにくい(割らないように注意)
製品特長
主な特長
- しなやかな素材で衝撃を吸収
- 日本メーカー、AGC社製の強化ガラス採用
- 背面に表面硬度10Hの強化ガラス使用
- ストラップホール装備
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠
- 音が前に飛んでくるサウンドホーン*実用新案登録済み
- ケースに入れたままカメラ撮影が可能
- ケースに入れたまま各種ボタンの操作が可能
- ボタン周りの凹凸もしっかり保護
- カメラホールからのホコリの侵入を防ぐレンズリング搭載
まずは、製品特長だ。
上記に主な特長をリストアップしたのだが、この中でも特にポイントなのが、
- 硬度10Hの強化ガラス(割れても安心交換保証サービス付き!)
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠(高さ3.5mまで対応)
- 音が前に飛んでくるサウンドホーン
この3点だ。
ピックアップした3つのポイントについて解説したいと思う。
背面に表面硬度10Hの強化ガラス使用
強化ガラスについては、トリニティさんのガラスを使ったスマホアクセサリ製品で採用されているAGC社製の強化ガラスだ。
これに、表面硬度10Hというとても硬いコーティングを施すことにより、こすり傷などが入りづらくなっている。
トリニティさんでは傷耐性のテストにはJIS規格で定められている、「塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」の規定に沿って試験をしている。
試験の際にはMITSUBISI鉛筆を使ってひっかき傷のテストをしている模様だ。
こちらの記事で、同社で行っている試験方法や試験内容を紹介している。興味のある方は是非読んでもらいたい。
10Hの”H”は鉛筆と同じ硬度のHだとは知らなかったです。
米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠
本ケースは耐衝撃タイプのケースなので、米軍MIL規格の落下試験にPASSする性能を持ち合わせている。にもかかわらず、さらに高さ3.5mからの落下にも耐えられるとの事だ。
この高さ3.5mからの落下に対応するケースについては、トリニティさんから販売されている耐衝撃ケース以外ではあまり見かけない数字なので、この点もポイントが高い。
音が前に飛んでくるサンドホーン*実用新案登録済み
筆者一押しの機能であるサウンドホーンなのだが、これはトリニティさんの実用新案登録されている機能なのだ。
その為、他社のケースでは採用されない機能なのである。
サウンドホーンの特長は、下部のスピーカーの音が前面に出力される事。これはケースのバンパー部にトンネルがあり、スピーカーの音が底を通って前にくる仕組み。これだけの仕組みなのに、音圧が上がったりサラウンド感が増したりと、iPhoneのスピーカーで音を楽しむ場合にはあるととても便利な機能だ。
製品仕様
カラー/タイプ | クリア、ブラック |
製品サイズ | 80.8 x 161.9 x 12.1 mm (W x H x D) |
製品重量 | 41g |
パッケージサイズ | 97 x 200 x 20 mm (W x H x D) |
取り扱い説明書 | ガラスケースの取り扱いについて |
対象機種 | iPhone 13, iPhone 14 |
価格 | クリア:¥2,880(税込) ブラック:¥2,680(税込) |
本製品は背面にガラスを使用している関係上、無理な力で外そうとすると、場合によってはガラスが破損する可能性があるので、取説は必ず読みましょう!
外箱・外観チェック
外箱
製品本体
バンパー部のカラーがクリアとブラックの表面処理の仕方で大分表情が変わる。
クリアはグロッシーな感じで透明感があってキレイなのに対し、ブラックはマット仕上げなのでより引き締まった印象になる。
本体詳細
本ケースのボタン部のカバーはTPU素材を使用している。
その為、iPhone本体のボタンへのダメージを与えず安心してボタンを使用できる。
また、バンパー部の裏はメッシュ構造になっており、衝撃を分散させる効果を期待しているのだと思われる。
カメラ部周りの突起している箇所は実は外れる構造になっており、レンズリングと呼ぶ。
これは、カメラ部周辺からホコリの侵入を防ぐ効果を期待しているようだ。
装着時に外れてしまった場合は、こちらから取付方法があるので参照していただきたい。
装着例
本ケースは耐衝撃タイプのケースなので、周囲のバンパー部にあたるTPU素材は厚めになっている。
形状は、横にした時に両手でグリップしやすい様に中央が凹み両サイドに厚みを持たせている。
タッチパネルとの段差については、他の耐衝撃タイプのケースに比べて低めなタイプ。
とは言え、裏返した場合でも画面がテーブルなどに触れる事は無い。
また、カメラ周囲についてもきちんと保護がされている。
カメラホール部はこのような形状になっており、レンズリングを設けている。
これによりカメラホール部からのホコリの侵入を防ぐ効果があるようだ。
サウンドホーン部はこのような形で穴が空いている。
これによって音が前面に飛び、サラウンド感が得られるのだ。
使用感
実際に数日使った感想だが、背面のガラスとタッチパネルの保護ガラスのおかげで、非常に守られている感がある。
また、手触りも両面で同じ感触なので何となく高級感すらも感じた。
手に持った感じは、中央部の凹みのおかげで、耐衝撃タイプのケースの割には意外と持ちやすい。また、電源や音量ボタンについても押しづらさは全く感じなかった。
このケースの真骨頂はこのように横に持って動画を視聴する時だろう。
特に本体のスピーカーで使う場合は、他のケースに比べ持ちやすさ、音の良さで群を抜いていると思う。
両サイドのふくらみが持ちやすさに貢献しているのは、筆者にとって意外であった。
本ケースは背面にガラスを採用している為、ねじれが発生しないのでケースが外しにくい。
その為、ケースを取り外す際に無理な力が加わると背面ガラスを割ってしまう可能性がある
取り外し方法については、こちらをご参照していだき、ガラスが破損しないように安全に取り外していただきたい。
傷耐性テスト
実際に背面ガラスにカッターナイフを使い傷をつけてみた。
動画でもわかるが、背面ガラスには傷が付いていないことが分かるだろう。
硬度10Hの硬さはこれくらいでは傷が付かない硬さという事だ。
オススメの組み合わせ
本ケースを使用する際に組み合わせたい、タッチパネルの保護ガラスは同社製「FlEX 3D」シリーズだろう。
理由は、本ケース及びFlEX 3Dシリーズの保護ガラスは交換保証付きだからだ!
一部メーカー製の保護ガラスなどには交換保証が付いているものもあるが、ケース及び保護ガラス両方ともに保証があるのはトリニティさんの商品ぐらいだろう。
筆者は、本ケースとFlEX 3D Dragontail®との組み合わせで使用していたが、非常に安心感があり仮に割れても保証があると思うと非常に心強かった。
ケースや保護ガラスに「安心」を求めるならば、オススメの組み合わせである。
まとめ
トリニティ株式会社様より 「Simplism GLASSICA Round 耐衝撃 背面ガラスケース」をご提供していだきました。
- 硬度10Hの強化ガラス(割れても安心交換保証サービス付き!)
- 米軍規格MIL-STD-810Gの落下試験に準拠(高さ3.5mまで対応)
- サウンドホーンは超優秀!
総評
総評コメント
デザインについては、周囲のバンパー部のデザインがとてもよく、横に持つときにグリップしやすい形状がGood。耐衝撃タイプのケースにもかかわらず、本体中央部にくぼみを持たせる事で大きさを感じさせない所も印象的だ。
今後の期待としては、カラーバリエーションをもう少し増やしていただけると良いのではと感じた。
ブラックとクリアの2色展開だけだと、デザインの似た某ケースのカラーバリエーションにどうしても劣ってしまう。是非今後の商品展開として、パステル色や迷彩柄の様なパターンデザインがあっても面白いと思う。
耐衝撃性能については、一般的なMIL規格に準拠している事に加え、3.5mまでの高さからの衝撃にも対応できる点は評価できる。また、カメラを保護するレンズリングやタッチパネル部をガードする周囲のバンパー部の高さもある事から安心して使う事ができるだろう。
ケース自体の性能という面で言えば、衝撃耐性の高さもさることながら、やはり筆者はトリニティ製品の特長でもある「サウンドホーン」が優秀な点を評価したい。この機能は他社製品には見られない特長で、iPhoneのスピーカーの音は本ケースが無くとも優秀で非常にいい音で聴くことができる。だが、本ケースを装着する事で良い音がさらに良く聞こえるようになるので、ゲームや動画をiPhoneのスピーカーで聴きたいというユーザーにはオススメの機能だ。
コスパの評価について、本体価格が¥2000台半ばという事で筆者の感覚であれば妥当な価格設定ではないだろうか。むしろ、背面ガラス、サウンドホーン、交換保証サービスが付いていることを加味すると、「コスパは良い」と判断する事も出来る。
クリアとブラックでそれぞれに価格差もあるので、購入する際はこの点も考慮して購入すると良いだろう。
以上、になります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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