こんにちは!きつね(@gijutsujin)です。
今回は、Edifier WH950NB Gen2 のレビューをします。
「ノイズキャンセリングって本当にそんなに違うの?」――そう思っている方にぜひ試してほしいのが Edifier WH950NB Gen2。静かな空間で音楽に没頭できるのはもちろん、普段の通勤・在宅ワーク・カフェ時間がワンランク快適になります。
しかも、世界的に人気のEdifierが手がけた上位モデルながら、価格は意外と手が届きやすいのも魅力。本記事ではハイレゾ音源レビューは抜きにして、初心者の方が気になる 音質・装着感・ノイズキャンセリングの使いやすさ をリアルにレビューします。
EDIFIERさんのヘッドホンは以前にもレビューをしているので、是非こちらも確認してみてください。
それでは、はじめます!




- 「初めてのノイズキャンセリングヘッドホン」にふさわしい1台
- 音質・装着感・ANC・バッテリーのバランスが良く、初心者でも扱いやすい
- 価格と性能のバランスの良さ
- 純正の交換用のイヤーパッドが見当たらない
Edifier WH950NBとは?

Edifierというブランドの特徴
Edifier(エディファイア) は1996年に中国・北京で設立されたオーディオブランドです。スピーカーやヘッドホン、サウンドバーなど幅広い製品を展開し、世界70か国以上で販売されています。特にデザイン性とコストパフォーマンスに優れており、「高品質な音を手頃な価格で楽しめる」 という点で世界中のユーザーから支持を集めています。
さらに注目すべき点は、日本の老舗高級オーディオブランド「STAX(スタックス)」と資本提携していること。STAXは静電型ヘッドホン(通称“耳スピーカー”)で世界的に有名なメーカーで、音質にこだわるオーディオファンから絶大な信頼を得ています。Edifierはこの提携を通じて、STAXの技術やノウハウを取り入れる体制を築いており、製品の音質面にも安心感があります。
近年はノイズキャンセリングヘッドホンや完全ワイヤレスイヤホンなどモバイルオーディオにも注力しており、今回レビューする WH950NB Gen2 はその中でもハイエンドに位置づけられるモデル。SONYやBOSEに比べると日本での知名度はまだ高くありませんが、「世界基準の品質と、STAXの技術的なバックボーン」 を持つブランドとして注目度が高まっています。
WH950NB Gen2の立ち位置
WH950NB Gen2 は、Edifierが展開するノイズキャンセリングヘッドホンの中でも“フラッグシップモデル”に位置づけられる一台です。
上位機としての性能を持ちながら、SONYやBOSEの最上位機に比べると価格が抑えられているのが大きな特徴。つまり、「高性能なノイズキャンセリングヘッドホンを試してみたいけれど、いきなり5万円以上は出せない」という人に最適な選択肢といえます。
また、Edifierはエントリーからハイエンドまで幅広いラインナップを持っていますが、その中でWH950NB Gen2 は デザイン・装着感・音質・ANC性能のバランスを最重視した万能型。日常使いにおける使いやすさを考えた設計になっているため、初めてのノイズキャンセリングヘッドホンとして安心して選べます。
初めて買う人にちょうどいい理由
価格と性能のバランスが絶妙
SONYやBOSEの最上位モデルは5〜6万円台と高価ですが、WH950NB Gen2 はそれよりも抑えた価格帯でありながら、上位機に迫るノイズキャンセリング性能と音質を実現しています。初めての購入で「コスパの良さ」を重視する人に安心。
装着感が快適で長時間使える
柔らかいイヤーパッドと適度な側圧で、長時間装着しても疲れにくい設計。通勤・通学から在宅ワークまで幅広いシーンで使いやすく、初心者でも「ヘッドホンは重い/疲れる」という不安を感じにくいのが魅力です。
分かりやすい操作性
物理ボタンと専用アプリの両方で操作できるため、ガジェットに不慣れな人でも直感的に使えます。初めてでも迷わずANCや外音取り込みを切り替えられるのは大きな安心感。
バッテリーが長持ち
ANCオンでも長時間再生が可能で、日常使いなら数日に一度の充電で十分。旅行や出張でも安心して持ち出せます。
安心できるブランド背景
Edifierは世界的に展開するオーディオメーカーであり、日本の高級オーディオメーカーSTAXとも資本提携しています。知名度はまだ日本で高くないものの、品質面の信頼性は十分です。


デザインと装着感

開封

今回レビューするWH950NB Gen2 はEdifierさんのラインナップの中では上級モデルに当たる為、箱の作りは非常に高級感がありました。箱には様々なアワードを受賞していてこのヘッドホンの期待値が高まりますね。

外箱の裏面には機能の説明と内容物のイラスト。

内箱を開けると、ケースが出現!これだけでも、ワクワクしますね。

内箱から取り出した内容物がこんな感じ。ケースと説明書類が入っていました。

いよいよケースを開けると、こんな感じ。早速、飛行機用のイヤホンプラグが飛び手でいましたが、そこはご愛嬌。ヘッドホンがキレイに折りたたんで入っていました。

ヘッドホンのイヤーキャップの間にはフェルトの帯が挟んであり、輸送時にイヤーカップ同士で傷が付かないような配慮が施されていた。この辺はさすがEdifierさんといったところか。

ケースの内ポケットには充電用のUSBケーブル(A-C)、有線接続用のオーディオケーブル(プラグ径は3.5mm)、飛行機用の変換プラグが同梱されている。
外観

さて、外観をじっくりチェックしていこう。WH950NB Gen2 はEdifierの上位モデルらしく、仕上げにかなり力が入っている。イヤーカップにはシボ加工が施されており、光の当たり方によってわずかに表情を変える上質なマット感がある。ヘッドバンド部分もさらりとしたマット仕上げで、指で触れると滑らかさと剛性感が同時に感じられる。さらにヒンジやスライダー部には金属加工が取り入れられており、可動部の強度と高級感を両立している。
過去にレビューした同社のミドルレンジモデル「W820NB Plus」と比べても、その違いは一目瞭然だ。W820NB Plusは軽快さを重視したシンプルな質感だったが、WH950NB Gen2 は細部まで作り込みが行き届いており、まるで別ラインの製品に触れているかのような印象を受ける。
価格は2万円台ながら、実際に手に取ると5〜6万円クラスのハイエンド機に引けを取らない高級感が漂う。コストパフォーマンスという観点でも、非常に魅力的な仕上がりだと言えるだろう。

より細部をチェックしてみるとする。
まずはヘッドバンドだが、頭頂部にあたる部分はこのようになっており、外側は金属のプレートがむき出しになっている。このデザインは非常に珍しい。

また、パッドは十分な厚みがあり装着時に頭頂部が痛くなることは全くない。表皮の仕上げもしっかりしている。

ヘッドバンドをイヤーカップから延びたアームが挟み込むような形になっており、スライドさせるとこの様に動きます。

イヤーカップ表面はこのようにシボ加工がされ、高級感がある。また、空気の取り込み口のデザインもカラーがブロンズになっていて、最近よくあるブラック x ブロンズの組み合わせがより高級感を漂わせている。

WH950NB Gen2 の操作系はタッチスイッチ方式ではなく、一般的なメカニカルスイッチ方式です。右側のイヤーチップにはこのように物理スイッチが並んでいて音量や電源操作、ノイズキャンセリングの切り替えが出来ます。
また、こちらのイヤーカップには充電用のUSB-Cコネクタがあります。

左側のイヤーカップには有線接続用のジャックが装備されています。

イヤーカップの内側にはL/Rの文字がプリントされています。

イヤーパッドは非常に柔らかく厚みもあるので、しっかりと耳をホールドしてくれます。
長時間つけても快適か(圧迫感や耳の疲れやすさ)

装着感については、イヤーパッドが柔らかいので側頭部との密着性が良く、首を左右に向けてもイヤーカップに隙間が出来るような事はなかった。イヤーカップの動きが私の頭の形状にあっているともいえます。(ちなみに筆者の頭では Sonyは大丈夫だがBoseはいまいちだった。)
また、側圧については私が所有しているBose QuietConfort SEやSony WH-1000XM3に比べると若干強いかなと感じた。言い換えるとその分しっかりとホールドしていてくれているともいえる。特に頭が痛くなるといった事は無いので、ご安心ください。
初めてヘッドホンを買う人でも安心できるポイント
初めて2万円台のヘッドホンを購入する人にとって気になるのは、十分な音質や機能、質感が得られるのかというのが気になるはず。
今では2万円台はミドルクラスのヘッドホンだが、筆者が初めて高級ヘッドホンと言えるような4万円を超えるヘッドホンを購入した際は非常に緊張しました。
このEdifier WH950NB Gen2 については、それらの心配はいらない。理由は以下のとおり、
- 音質は十分に良い
- ノイズキャンセリングもしっかり聞いている
- 有線接続も可能(ヘッドアンプも使える!)
- バッテリー持続時間も必要十分
- 質感が良い
- ハードケースが付属
これらのポイントは今後のヘッドホン選びにも是非活用していただきたいです。


音質レビュー

ハイレゾではなく普段使いの観点(YouTube、Youtube Music、Netflix)
WH950NB Gen2 はハイレゾ再生にも対応しているものの、実際の利用シーンではAACやSBCで接続して使うことが多いはず。筆者が想定する購入層も、ハイレゾを聴き込むようなオーディオマニアではなく、ヘッドホン初心者を含むライトユーザー層。だからこそ「AACやSBCでもしっかり良い音で聴けること」が重要だと考えている。本機は有線でも楽しめるが、今回はあえてBluetooth接続での音質にフォーカスしてレビューしました。
試聴環境
動画 | YouTube、Netflix |
---|---|
音楽 | YouTube Music |
再生機器 | 自作PC |
Edifier ConneXのイコライザー設定 | 低音 |
Edifier ConneXのサウンドモード設定 | 音楽 |
低音〜高音のバランス
このヘッドホンのサウンドは、全体として癖の少ない素直なチューニングが特徴的。
デフォルトのイコライザー設定は「低音」に寄せられており、その名の通り低域が程よく強調されることで、音に厚みと迫力が加わっている。
ベースラインやキックドラムはしっかりと存在感を放ち、リズムを気持ちよく身体に響かせてくれる。一方で、中高域は過度に持ち上げられることなく、ボーカルは自然で聴きやすい印象でした。
特に高音域は解像度が確保されつつも耳に刺さるような鋭さが抑えられており、長時間のリスニングでも疲れにくいのが好印象。低音の迫力と高音の滑らかさのバランスが取れた、万人に親しみやすい音作りだと感じる。
初心者が「音がいい」と実感できるポイント
ヘッドホンを選ぶとき、初心者の方にとって一番大事なのは「長時間聴いていても疲れない音質」ではないでしょうか。どれだけ高性能でも、聴いているうちに耳が疲れてしまっては結局使わなくなってしまいます。せっかく買ったヘッドホンなら、毎日の音楽をもっと心地よく楽しみたいですよね。
そこで注目したいのが「自然でバランスのとれた音」です。初心者のうちは「いい音って何だろう?」と迷いがちですが、重低音だけを強調したような極端なサウンドよりも、本機のようにフラットで聴きやすい音を再生してくれるヘッドホンの方が、長く付き合いやすいのです。こうしたヘッドホンを使うことで、自分がどんな音が好きなのかを少しずつ見つけていけます。そこからイコライザーで音を調整したり、他のヘッドホンと聴き比べることで、自分だけの「音がいい」と感じられるポイントが分かってくるはずです。


ノイズキャンセリング性能

電車・カフェ・在宅ワークなどシーン別の効果
実際に通勤電車やオフィスで使用してみると、WH950NB Gen2 は日常の騒がしさをしっかりと遮断し、音楽や音声に集中できる環境を作り出してくれる。電車特有のレールや金属音、オフィスで耳につくキーボードのタイピング音や会議中の会話といった雑音まで、しっかりとカット。必要十分以上に働いてくれるノイズキャンセリング性能だと感じた。
さらに特筆すべきはイヤーカップのフィット感だ。筆者の経験上、他のモデルでは頭を左右に動かしたときに隙間が生じ、そこからノイズが入り込むことがあった。しかしWH950NB Gen2 ではその現象がまったく起きない。イヤーカップが頭に自然に密着し、動いても安定した遮音性を保ってくれるのだ。この安定感のおかげで、ノイズキャンセリングヘッドホンとしての役割を余すことなく発揮していると実感できた。
外音取り込みの自然さ
ノイズキャンセリングヘッドホンにはもはや必須の機能。
外音取込の音量自体はEdifier ConneXアプリから調整がが可能です。このおかげで非常にクリアに外音を取り込む事が出来る。また、この切替もモードボタンで簡単に切り替えも可能。

初心者でも効果をすぐに体感できるかどうか
ノイズキャンセリングの効果はすぐに分かります。エアコンのファンの音は完全にシャットアウトできます。
また、ノイズキャンセリングのレベルも1~8まで選べるので、ノイズキャンセリングが強いと耳が痛くなる場合にはこれを使うと調整する事ができ、快適に使う事が出来そうです。



操作性とバッテリー

直感的に使えるボタン・アプリ操作

本機にはタッチスイッチは無くすべてメカニカルスイッチで操作する。
人によっては、タッチスイッチの感覚が苦手という方もいらっしゃるし、物理ボタンの方が誤操作をしにくいですね。ただ、その反面ボタンを押す回数がモードによって違うのが煩わしい所。

本機で使うアプリはEdifier ConneXです。このアプリをつかってイコライザー設定やノイズキャンセリング設定などを行う事が出来ます。
フル充電でどのくらい使えるか

製品仕様としての再生時間は、ANC ONの場合が約45時間、ANC OFFの場合がなんと約80時間再生できるのだ。これだけ再生時間があれば出張時でも移動中にバッテリー切れを起こす事はないので、充電については全く問題ありません!
バッテリー切れでも有線で安心

WH950NB Gen2 はBluetoothだけでなく、有線接続にも対応しています。付属のケーブルもしっかり作り込まれており、プラグ部分は金メッキ仕上げで信号の劣化を抑え、耐久性も安心。さらに片側がL字型になっているため、デバイスに接続した際の取り回しがスマートで邪魔になりにくいのも嬉しいポイントです。ケーブルの長さは約130cmと、飛行機や新幹線などで使用する際にも余裕があり、快適に使える仕様となっています。


他社との違い
SONYやBOSEと比べたときの立ち位置

WH950NB Gen2 をSonyのWH-1000XMシリーズやBoseのQuietComfortシリーズと比べると、その立ち位置は「どちらかといえばBose寄り」と言えるかもしれません。
Sony WH-1000XMシリーズは、タッチ操作や装着検知といった先進的な機能に加え、デザイン性にもこだわり抜かれたフラッグシップ的存在。一方でBoseのQuietComfortシリーズは、余計な装飾よりも「性能重視」の姿勢が際立っています。特にノイズキャンセリングは業界トップクラスで、音質はBoseらしい低音の厚みこそ控えめですが、聴き疲れしにくいバランスで、通勤や勉強中の「ながら聴き」にも適したものです。

こうした比較の中で、WH950NB Gen2はどうか。操作はシンプルなメカスイッチ、ノイズキャンセリングはしっかり強力、音質も十分に満足できる仕上がりで、まさにBose的な実用性を感じさせます。しかも決定的な違いは「価格」。Bose QuietComfort HeadphonesがAmazonで約6万円に対して、WH950NB Gen2 は約2万円。性能と価格のバランスを考えれば、Boseを検討している人にとって「十分に比較候補に入る一台」と言えるでしょう。



こんな人におすすめ
初めてノイキャンヘッドホンを買う人
ノイズキャンセリングヘッドホンを初めて手にする方にこそおすすめしたい一台。それがWH950NB Gen2 です。
ノイズをしっかり遮断してくれるのはもちろん、効き具合を自分好みに調整できるので「ノイキャンは圧迫感があって苦手…」という人でも安心。初めての1本として十分すぎる性能と使いやすさを兼ね備えています。
通勤・通学・テレワークに集中したい人
WH950NB Gen2 のノイズキャンセリングは効きが非常に優秀で、電車のガタンゴトンという金属音やエアコンの低いうなり、人のざわめきまでしっかりと遮断してくれます。まるで自分だけの静かな空間を持ち運んでいるような感覚になれるので、通勤・通学で落ち着いて音楽を楽しみたい人や、テレワークで集中したい人にぴったりの一台です。
高すぎるハイエンド機には手を出しにくい人
ノイズキャンセリングヘッドホンといえば、高価格帯のモデルが当たり前。Sony WH-1000XMシリーズやBose QuietComfortシリーズを選べば間違いはありませんが、その分価格はハイエンドクラスでなかなか手が出しにくいのも事実です。
そんな「高性能は欲しいけど予算は抑えたい」という人にこそおすすめしたいのがWH950NB Gen2。2万円未満という手頃な価格ながら、しっかりとしたノイズキャンセリング性能と快適な音質を備えており、まさに“コスパ抜群の選択肢”です。SonyやBoseの約1/3の価格で手に入ることを考えれば、初めてのノイズキャンセリングヘッドホンとしても最適な一台と言えるでしょう。


まとめ
Edifier Japan様よりWH950NB Gen2をレビュー用にご提供していだきチェックしてみました。
感想は以下のとおり、
- 「初めてのノイズキャンセリングヘッドホン」にふさわしい1台
- 音質・装着感・ANC・バッテリーのバランスが良く、初心者でも扱いやすい
- 価格と性能のバランスの良さ

さすが Edifierさんのヘッドホンという感じでした。
今度は平面振動板を採用したSTAX SPIRIT S5
を試してみたいです!
総評
総評コメント
デザイン面では、今回レビューしたのはブラックモデル。落ち着いたマットブラックのボディに、アクセントとしてあしらわれたブロンズのロゴマークが映え、シンプルながら存在感のある仕上がりとなっています。さらにイヤーカップの空気取り込み口の縁取りにもブロンズが施されており、さりげない部分からも高級感が漂うデザイン。派手すぎず、普段使いでもビジネスシーンでも自然に馴染む、上品さとモダンさを兼ね備えたスタイルがとても気に入りました。
質感については、イヤーカップに施されたシボ加工や、マット仕上げとメタリックパーツの組み合わせによって、視覚的にも触感的にも上質さを感じさせます。細部まで丁寧に作り込まれており、見た瞬間から「高級機らしさ」が漂う仕上がりです。特筆すべきは、その完成度が価格を大きく超えている点。2万円台という手の届きやすい価格でありながら、実際に触れてみると5〜6万円クラスのプレミアムヘッドホンに匹敵する質感を備えており、そのギャップに思わず驚かされました。
性能面で特に好印象だったのは、直感的で分かりやすい操作性です。ノイズキャンセリングのモード切り替えも、専用ボタンを押すだけでスムーズに行えるため、使い始めてすぐに快適さを実感できました。複雑な操作を覚える必要がなく、シンプルに扱える点は、毎日使うヘッドホンとして大きな魅力だと感じます。
音質についてまとめると、一言でいえばクセの少ないフラットな特性。そのためアプリのイコライザーで自分好みに調整しやすく、筆者は低音を少し持ち上げることで迫力と心地よさを楽しめました。ヘッドホンならではの特徴として、イヤホンよりも音源との距離があるぶん、空気感をまとった自然な広がりが感じられるのも大きな魅力。まるで自分の周囲に音が広がるような臨場感を味わえます。さらにハイレゾ再生にも対応しているので、より繊細で高解像度な音を楽しめる点も高評価。価格以上の音体験をしっかり提供してくれる一台です。
価格面で見ても、WH950NBは驚きの一台です。2万円を切るプライスでありながら、上質なデザインと質感、使いやすい操作性、そして強力なノイズキャンセリングまで備えているのは正直「破格」と言っていいレベル。特に、初めてノイズキャンセリングヘッドホンを手にする方にとっては、安心して選べる最適解となるでしょう。さらに見た目の高級感にもこだわりたい人にとっても、この価格で手に入るデザイン性は大きな魅力。まさにコスパを重視する人に強くおすすめできるモデルです。




以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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