【LiDARセンサーのマッピングでスマートにお掃除!】TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

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 こんにちは、きつね(@gijutsujin)です。

 今回は、TP-Linkの最新ロボット掃除機 Tapo RV30 Max Plus をレビューします。

本記事は TP-Link様(@tplinkjapan)よりレビュー用に商品をご提供していただき執筆しております。
TP-Link様、ありがとうございます!

 今回レビューするロボット掃除機 Tapo RV30 Max は大ヒットした前作モデルを超える5300Paの強力な吸引力と最新の「Tapo IQ+ Smart Cleaning™」を搭載し、効率的でパワフルな清掃を実現する掃除機である。
 筆者自身も過去に、iRobot社製RunbaやAnker社 Eufyブランドのロボット掃除機を所有しており、ロボット掃除機には大変助けられているユーザーでもある。
 これまでのロボット掃除機はベーシックなモデルなので、スマホでの管理やLiDARセンサーなどは持っておらず、掃除を開始したら一定時間後に充電ドックに帰ってくるというシンプルなものである。
 Tapo RV30 Max Plusにはこれまで使用した事が無かったスマホでの操作や管理、LiDARセンサーによるエリア認識、水拭きモードや自動ゴミ収集機が搭載など、とにかくハイエンドなロボット掃除機なのである。
 ハイエンドなロボット掃除機の実力を試すべく、掃除機としての性能やスマホアプリの使い勝手、LiDARセンサーの効果など確認したいと思います。

 それでは、始めます!

Tapo RV30 Max Plus
総合評価
( 4.75 )
メリット
  • LiDARセンサーによる正確なマッピングでスマートにお掃除
  • とても静かな吸気音
  • 水拭きでフローリングがサッパリ
  • ゴミ収集機があるとゴミ捨て回数が激減
  • アプリで掃除履歴の確認やアラートによる異常通知があるのは便利
デメリット
  • 水タンクの水が抜けにくい
目次

製品特長

  • 5300Paの超強力吸引力
  • 自動ゴミ収集機+大容量3L紙パック
  • LiDAR&IMUデュアルナビシステム
  • 部屋のすみずみまで清掃
  • カーペット回避
  • Tapo IQ+ Smart Cleaning™
  • お掃除をカスタマイズ
  • 複数のマッピングを保存可能
  • 自動充電
  • 音声&リモート操作

超パワフルな吸引力でしっかりキャッチ

5300Paの高い吸引力で、フローリングの溝のゴミからカーペットについたペットの毛まで、
パワフルにしっかり吸い取ります。

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汚れを逃さずお家のきれいをキープ

Mesh Grid™技術を活用し、空間に合わせた最適なルートで、効率よく隅々まで清掃を行います。

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高いダストピックアップ率

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

独自のDeepVac™技術をベースに、吸い込み口・メインブラシ・エアーダクトの設計を見直し、97%を超えるダストピックアップ率を実現。スムーズな空気の流れで清掃を効率化します。

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パワーを自動調整

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カスタマイズ可能な設定
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カーペット回避
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吸引力アップ

カーペットの掃除に役立つスマート設定で、清掃にかかる時間を短縮して手間を省きます。

カーペットモードでは、カーペットエリアでの吸引レベルをカスタマイズできます。

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自動ゴミ収集だからストレスフリー

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

掃除機にたまったゴミは収集機が自動で回収。3Lの紙パックは約2か月分のゴミを収集可能で、満タンになるとシステムでお知らせ。紙パックは手軽に交換でき、取り出し時に口が閉じる設計なので、ホコリが舞い上がることもありません。

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LiDAR&IMUによるデュアルナビシステム

360°高精度レーダーで、お家の隅々まで正確にマッピングし、小さな障害物まで逃さず検出。
Tapoアプリで操作すれば、指先ひとつでお家全体をかしこく清潔に保つことができます!

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IQ+ Smartで毎日のお掃除をもっとラクに

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

ロボット掃除機の頭脳として「Tapo IQ+ Smart Cleaning™」を搭載。複数のセンサーと高度なアルゴリズムがあるので、清掃のことならこの1台に安心してお任せできます!

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スタック防止センサー

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搭載されたセンサーにより、十分な高さがないスペースを自動で回避し、家具を傷つけたり、ロボット掃除機がはさまってしまうことを防ぎます。

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段差にも対応

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ドアの段差やカーペットなど、最大約2.2cmの高さまで乗り越えることができます。

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3Dマッピング機能

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お部屋の間取りや家具の配置が一目でわかります。賢いアルゴリズムにより、手元操作でTapo製品を簡単にコントロールすることが可能です。

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毎日のお掃除をカスタマイズ

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複数のマッピングを保存可能

階ごとにマッピングし保存しておけば、いつもスピーディーかつ正確にお掃除することが出来ます。

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マッピングをロック

以前のマッピングデータを上書きせずに保存しておきたい場合は、マッピングをロックしてそのままキープする事も可能です。

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お掃除エリア設定&ゾーン指定

ロボット掃除機で清掃する部屋を選択したり、ゾーンを指定して重点的に清掃させる事ができます。

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スケジュール設定

生活リズムに合わせて毎日の清掃開始時間を設定できます。

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バーチャルウォール&進入禁止設定

ロボット掃除機が入れないエリアを設定することも可能です。

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話しかけるだけで清掃

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Amazon AlexaやGoogleアシスタントと連携させれば、シンプルな音声コマンドを使った操作も可能となり、ハンズフリーで手軽にお掃除ができます。

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製品仕様

バッテリー

バッテリー容量2600mAh
継ぎ足し充電対応

マッピング&ナビゲーション機能

マッピング/ルートLiDAR + IMUデュアルナビシステム
高精度マップ対応
障害物回避LiDAR
段差乗り越え22mm
落下防止機能対応

ドック機能

自動ゴミ収集対応
吸引力(自動ゴミ収集機)17000Pa
紙パック容量3L

吸引機能

最大吸引力5300Pa
吸引力調整5段階
ダストボックス容量300ml
ダストボックス検知対応
高性能フィルターH11
ノイズ
52dB (静音モード)
55dB (デフォルト/標準)
カーペットブースト対応

モップ機能

水拭き対応
モップタイプ自動水流制御
水圧調整3段階
水タンク容量300ml

アプリ機能

リアルタイムトラッキング対応
マルチフロアマッピング対応
スケジュール設定対応
バーチャルウォール対応
立ち入り禁止ゾーン対応
ゾーン清掃対応

フィジカル

製品寸法ロボット掃除機:Φ330 × 100 mm
自動ゴミ収集機:228 × 164 × 330 mm
パッケージ内容
ロボット掃除機×1 (高性能フィルター×1, サイドブラシ×1を含む)
自動ゴミ収集機×1 (ゴミ収集用3L紙パック×1, クリーニングブラシ×1を含む)
モップ取り付け用パーツ×1
電源コード×1
取扱説明書 (ユーザーガイド)
TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー
引用:https://www.tp-link.com/jp/smart-home/robot-vacuum/tapo-rv30-max-plus/

その他

無線規格
IEEE 802.11 b/g/n, 2.4GHzのみ
Bluetooth 4.2 (設定用)
入力電圧100V-120V AC, 50/60Hz
最大消費電力(充電時)10W (DC20V 500mA)
チャイルド&ペットロック対応
Google Home対応
Amazon Alexa対応

開封 

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 Tapo RV30 Max Plusはロボット掃除機とゴミ収集機とセット商品となるので、梱包している箱はそれなりに大きめ

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 段ボールを開けると、製品の箱が箱イン箱の状態で入っている。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 こちらが通常の外箱になる。前作はロボット掃除機やゴミ収集機のカラーが白だったが、今回カラーがが黒となっている。個人的にはこちらのカラーが好み。箱のサイズも、36x37x40 cmと中々大きいぞ!

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 側面には商品説明が入っている。日本語ではなく英語がメイン。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 こちらは、機能の紹介でTapo IQ Smart Cleaningの説明が記載されている。LiDARセンサーの効果も楽しみである。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 今回のRV30 Maxは前モデルに比べて吸引力がアップしているようだ。この点も特長として書かれている。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 フタを開けるとこんな感じ。中には取扱説明書(日本語)、保証書とクイックスタートガイドが置いてあった。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 その下には、英語版の取扱説明書と水拭きモード用のモップ、ゴミ収集機用の電源コードが収まっていた。

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 さらに進んでいくと、いよいよロボット掃除機本体とゴミ収集機がお目見えする。

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 同梱物はこちら、

  • ロボット掃除機本体(サイドブラシとHEPAフィルターは装着済み)
  • 自動ゴミ収集機(ゴミ収集用紙パックとクリーニングブラシは装着済み)
  • 電源コード
  • モップ+モップ取付用パーツ
  • メインブラシカバー(予備パーツ)
  • 取付説明書、保証書

本体チェック

ロボット掃除機

本体正面

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 ロボット掃除機の本体のカラーはブラックで見た目はとてもカッコイイ。サイドブラシは本体向かって左側に1つとなる。RV30 Maxの特長は本体中央にある突起のセンサー。これはLiDARセンサーで、レーザー光を照射して対象物の距離や形状を計測する事ができる。

本体背面

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 背面にはダストボックスや充電用コネクター、充電センサーも備わっている。

ボタン

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 本体についているボタンは3つある。
 左から順に、
 ・スポット掃除/チャイルドロックボタン
 ・電源ボタン/清掃ボタン
 ・ドックボタン

それぞれのボタンにはLEDランプが組み込まれている。
 

充電センサー

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 ロボット掃除機の前面にあるバンパーにあるこの小窓は、ドック(自動ゴミ収集機)に戻る際に使うセンサーの様だ。

LiDARセンサー

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 この煙突の様に生えている突起にLiDARセンサーが仕込まれている。これによって、部屋の形状やモノを検出する事が出来る。部屋の形状を認識する事が出来ると、自分の位置や掃除した場所を把握できるので、効率の良い掃除が出来るようになる。

本体底面

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 サイドブラシは片側に1つ装着されている。ブラシの毛足も長くて優しくゴミを集めてくれそうだ。またこのブラシも交換可能。

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メインブラシ

 メインブラシの形状はロボット掃除機に良くある形状。メインブラシのメンテナンスには、ゴミ収集機に備わっているクリーニングブラシを使用する。また、メインブラシカバーは交換可能だ。

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車輪

 RV30 Maxの車輪はブロックパターンの突起があり、段差を超える時などにグリップ力が上がる仕様になっているようだ。

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落下防止センサー

 玄関や階段からロボット掃除機が落下しないようについている落下防止センサー。このセンサーは全部で3つありバンパーの左右端と中央にある。さすがにLiDARセンサーでは落下防止まではできないよだね。

ダストボックス&水タンク

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 ダストボックスはこのように透明なケースになっている。ここに、吸い取ったゴミと水拭きモード用の水が入る。

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ダストボックスのフタにはHEPAフィルター

 ダストボックスのフタを開けると白いHEPAフィルターがある。HEPAフィルターは水洗いもできるので、清潔に使えそうだ。

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注水口

 水拭きモード用の水はここから注水する。ゴムのフタもついているので、逆さにしても水漏れはしにくい。

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水を吸い上げるポンプ

 ダストボックスを眺めていたら水を吸い上げる小さいポンプがあるのを発見した。このポンプを使ってモップに水を少しずつ供給する仕組みなのだろう。なかなか凝った作りになっている。

自動ゴミ収集機(充電ドック)

正面

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 こちらは充電ドック兼自動ゴミ収集機。筆者が今まで使っていたロボット掃除機はこのようなゴミ収集機が無く単なる充電ドックのみを使用した。その為、最初の見た目の大きさには驚いた。サイズ的にはゴミ箱と同じようなサイズ感かもしれない。
 ただ、見た目は黒にホワイトのラインがあってシンプルでとても良い。重さもさほど重くなく移動も簡単。
 正面には充電用コネクタとロボット掃除機からごみを吸い出すための集塵口がある。
 LEDランプの装備されており、ここでステータスのチェックが出来る。
 ・白:正常に動作している
 ・白点滅:充電中
 ・白フラッシュ点灯:紙パック取付不良&エラー発生

 充電コネクタの部分に窓がついていて、ここからロボット掃除機にドックの場所を知らせるIR信号を発信すると思われる。その為、これを設置する場所は直射日光が当たる場所は避けるように説明書には指示があった。

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背面

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 背面には電源コードを挿す穴があり、底面にはケーブルを収納できる溝がある。この溝は左右どちらにもケーブルを出す事が出来るのでありがたい。

トップカバー

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 ゴミ収集機のトップカバーはこのような感じで開く。

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紙パックとクリーニングブラシ

 トップカバーを開けると、紙パックがすでにセットされた状態で収まっている。また撮影した時には気付かなかったのだが、右側にメインブラシ用のクリーニングブラシが備わっている。

充電とダストボックスの吸引

 ロボット掃除機を充電をする時はこのようにゴミ収集機にロボット掃除機を押し付ける形で充電される。これは充電以外にもゴミの吸出しも行う関係で吸い出し口に隙間を作らない仕様になっている。この形状だと、充電端子が埃で汚れにくいのも考慮された点だろう。

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  また、ゴミ収集機はロボット掃除機が集めたごみをダストボックスから吸い出す装置である。すなわちロボット掃除機用の小さな掃除機なのである。これがあるおかげで RV30 Max が掃除を終わらせてドックに戻った時に、ダストボックスを取り外してゴミを捨てなくて済むのがメリットである。吸い出したごみはゴミ収集機本体内にある紙パックの中に納まるのだが、そこそこゴミを入れる事ができるのでゴミ捨ての手間は大きく軽減できる。

設置

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 実際にゴミ収集機にロボット掃除機が接続している状態はこのような感じ。
 やはり、充電ドックだけの時に比べるとそれなりに場所を取る印象だ。

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 筆者の自宅ではこのように棚の下にゴミ収集機とロボット掃除機を配置する事で、見た目の圧迫感と場所の有効利用を両立させた。

アプリチェック

 Tapo RV30 Max PlusはTapoアプリを使う事で、マッピング機能や清掃モードの設定、清掃スケジュールなど便利な機能を設定する事が出来る。
 非常に多機能なのでここでは、筆者が使用した中でオススメしたい機能についてご紹介したい。

TP-Link Tapo
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開発元:TP-LINK GLOBAL INC.
無料
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部屋のマッピング

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 初めてRV30 Max Plusを使う場合は最初に部屋のマッピングをする。
 これを行う事で、効率的かつ掃除したエリアの確認、またはRV30 Max Plusが止まってしまった場合の場所を知らせてくれる。

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  ここでは玄関と廊下をマッピングさせてみた所この様な形で認識したようだ。
 部屋1が玄関と廊下(下半分は玄関になる)、部屋2と部屋3となっているのが廊下になる。
 各部屋の割り当てについてはアプリで自動的に割り付けられる。この割り付けや部屋の名前については後から修正ができるので、分かりやすい名前に変更するのも良いだろう。
 実際の部屋の形状とマッピングの形状だが、ほぼ一緒と言ってよい。面白いのが、玄関については実際にロボット掃除機が通ってないにもかかわらず、LiDARセンサーがきちんと奥のドアや壁をしっかりと検知してエリアを算出しているのが分かった。

掃除の履歴

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 実際に掃除をさせた結果がこちら。
 ロボット掃除機が通るルートとしては外周から掃除をしていき、各部屋の真ん中はジグザグに掃除しているようだ。しっかりと部屋の状態を把握しているので、どこをどの様に掃除をすれば良いか理解出来ている。これは、LiDARセンサーが無い一般的なロボット掃除機に比べて、掃除漏れの場所を大幅に減少する事が出来ているようだ。
 部屋1の下半分が掃除されていないのは玄関になる為、掃除は行っていない。ロボット掃除機が落下せずしっかり玄関と廊下を見極めて掃除している。

掃除中に止まってしまうと

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 ロボット掃除機が掃除していると、床にある障害物などに引っかかり止まってしまう事がある。
 Tapo RV30 Max Plusはロボット掃除機が止まってしまうと、その原因と共に停止してしまった事を通知してくれる。
 筆者の自宅の場合、子ども部屋にある椅子やケーブル類によく引っかかって止まっている事が多かった。
 LiDARセンサーがあるとは言え、掃除をする前には床の物や引っかかる物は片付けておくことは今までのロボット掃除機と変わりがない様だ。

掃除するエリアを指定できるのもエリアマッピングが出来てこその機能!

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 度重なるエラーメッセージから、毎日の掃除を子供部屋以外のエリアを掃除するように、掃除エリアを指定して運用するようにした。
 これも、LiDARセンサーによるマッピングによって部屋の状態を把握できたからこその機能だ!
 これで、途中で掃除が止まる事がないので安心して外出できる。
 また、各部屋において吸引力の設定や掃除の回数が指定できるのも嬉しい機能だ。

ロボット掃除機のメンテナンス時期を確認できる

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 筆者がこのアプリを使用していて感心したのは、ロボット掃除機のメインブラシやHEPAフィルターの交換時期やセンサーなど本体の状態をこの様に記してくれるところ。
 正直、今まではロボット掃除機のメンテナンスはほとんどしていなかった。たまにサイドブラシが折れてしまい交換する程度。本機にはこのような機能が備わったおかげで、ロボット掃除機の状態が一目でわかるので、消耗部品を交換する事で、清掃効率が長く一定に保つ事もできるぞ。

機能チェック

静かな動作音

 Tapo RV30 Max Plusを使ってみて一番最初に感じた事は動作音が静かという事だった。これまでも、ロボット掃除機を使用してきている中でも一番静かだと思うほどだ。実際に仕様でも動作音は標準モードで55dBなので、一般的な掃除機を60dBとすると確実に静かになっている。実際に測定したわけではないが、仕様通り静かなのは体感できるレベルである。これであれば、夜間の掃除でもロボット掃除機の清掃音が気になる事は無いのでは?と思うのである。

 一方、ゴミ収集機の動作音は普通の掃除機並みに音がする。ただ、この動作音もほんの数十秒ほどなので月に数回の動作であれば、こちらもほとんど気になる事は無いと筆者は感じた。

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 我が家にはリビングにカーペットではなく、フリーリングに琉球畳を敷いている。この程度の高さの段差もブロックパターンの車輪でぐいぐい上っていく。

水拭きをしたら水タンクをしっかりと乾かす必要がありそう

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 Tapo RV30 Max Plusは水拭きも対応している。水拭きをする時はダストボックスについている水タンクに水を入れモップを取り付ける。

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 モップをダストボックスに取り付けた状態はこんな感じ。ロボット掃除機が掃き掃除しながら床面にモップを接地させて拭き掃除をする様な形になる。また、水拭きをする際は、事前にゴミを吸い取ってから水拭きをする事を推奨している。確かにゴミが残った状態で水拭きをするとゴミを引きずって床面を傷つけてしまう可能性もあるし、モップもゴミだらけになって清掃効率も落ちてしまうだろう。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 水拭きをする際は、カーペットエリアを指定する事でカーペットの上を掃除しないので、カーペットを濡らさずに掃除する事が出来る。
 カーペットエリアを指定する際は任意の範囲を四角く指定する必要がある。もし、指定した場所がずれていた場合は再調整できるので一度掃除をさせてみてその結果から再度位置合わせをするのが良いだろう。

 この動画では水拭きモードで動作させたときにアプリで設定したカーペットエリアを避けて動作する様子が確認する事が出来る。
 水拭きした後の床は水でびしょびしょになる事はなく、硬く絞った雑巾で雑巾がけをした感じで床がさっぱりしてGood!

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 水拭きをした後の事についても説明する。水拭きに使用する水はモップを湿らせる程度なので非常に少ない量の水で拭き掃除をする事が出来る。その為、使い切らない分の水は当然水タンクから残った水を排出ささせるわけだが、中遂行の形状がやや内側に突出しているため、写真の様に綺麗に抜くことが出来ない。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー

 また、こちらの写真はモップに水を供給する通路なのだが、ここにも水が残ってしまう事が分かった。
 その為、水拭きをした際は水タンク内の水を除去するために、しばらく水タンクのフタを開け放置する必要がある。それをしないと水タンク内でカビの発生などが考えられ、衛生面で良くないと思われる。
 水拭きをするさいは、水タンクの水抜きもしっかりとケアしよう。

LiDARセンサーは鏡に弱い?!

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  こちらのマップをご覧いただくと、部屋4のマッピングが通常とは違い部屋の形状をなしていないのが分かる。実は我が家にはこの部屋4の部屋自体は存在しない。なぜ、この様な部屋がマッピングされたかというと、原因は「鏡」なのである。丁度、部屋3と部屋4の境目に当たる部分に姿見鏡があり、ロボット掃除機のLiDARセンサーがマッピングをしている時に、姿見鏡にレーザーが反射してしまい、そこから得たデータでマッピングをしてしまったのだ。

TP-Link Tapo RV30 Max Plus レビュー
マッピング中にこの様にロボット掃除機と同じ高さに鏡があるとLiDARセンサーのレーザー光が鏡に反射してしまい、実際の部屋とは違うエリアを検出してしまうようだ。

 恐らく、透明なガラスの窓の場合カーテンなどが無いと、レーザーが貫通してしまい部屋のマッピングが正しくできない可能性もある。マッピングをする際は、LiDARセンサーが正しく検出できるように、鏡をどけたり、窓にはカーテンを閉めた状態でマッピングをするとよいだろう。

まとめ

 TP-Link様より、Tapo RV30 Max Plus をご提供して頂きました。
 実際に使用してみた感想をまとめると、

  • LiDARセンサーによる正確なマッピングでスマートにお掃除
  • とても静かな吸気音
  • 水拭きでフローリングがサッパリ
  • ゴミ収集機があるとゴミ捨て回数が激減
  • アプリで掃除履歴の確認やアラートによる異常通知があるのは便利

どんな人に向いている?

  • 部屋が複数ある
  • 夜間に掃除したい
  • フローリングの水拭きをしたけいど同じフロアにカーペットがある
  • 毎回ダストボックスのゴミ捨てをしたくない

総評

機能
Bad
Good
清掃能力
Bad
Good
アプリ
Bad
Good
コスパ
Bad
Good

総評コメント

 機能については、最新機種のハイエンドロボット掃除機なのでLiDARセンサーや水拭き対応、強力な吸引力なのに静かな排気音、ゴミ収集機によるゴミ捨て回数の削減などなど、本当に多機能である。現時点で投入できる技術を全部入れたようなそんなロボット掃除機だ。特にマッピング機能による効率の良い清掃にはとても驚いた。アプリによる清掃ルートを確認することで清掃した場所を確認もできるので、ロボット掃除機がどこをどこまで掃除したのか把握できるの凄い。今まで、シンプルな自動でお掃除をしてくれるロボット掃除機しか使った事が無かった筆者にとっては、この進化にとても驚いている。これだけの機能あれば評価はおのずと満点になってしまう。

 清掃能力について、吸引力が協力なのでロボット掃除機が通過した所にはゴミが殆ど残っていない。また機能のところでもコメントしたが、ロボット掃除機が掃除するルートも事前のマッピングによる部屋の形状を分かっているので、掃除をしていないエリアを極力低減する事が出来る点は、LiDARセンサーが無いロボット掃除機とは違って正確な清掃ルートを通るのでやり残しが無い点は非常にありがたい。しかも、アプリで掃除した場所もわかるので、何らかの障害物でロボット掃除機が掃除出来なかった場所もあとで掃除が出来る点も嬉しい。
 また、水拭きについてもとても優秀でカーペットを避けて水拭きできる点はありがたい。当初は水拭きモードだとカーペットも濡れてしまう心配もあったが、カーペットエリアを設ける事でそこを避けて水拭きるので問題ない。
 1台2役のTapo RV30 Max Plusを使えばいつでも部屋がきれいな状態を保てるのは間違いないだろう。

 アプリについては、初期設定から実際に使うまでのナビゲートは非常に秀逸。とにかく使いやすい。TP-Linkさんの見守りカメラも同じTapoアプリを使用していてある程度使い勝手は知っていたのだが、この辺りの作りも非常にうまいと思う。日本語化の対応も特に申し分なく出来ている。

 コスパについては、本機の価格はAmazonでは約¥68,000 でである。この価格帯の他社機種を見てもロボット掃除機の性能や機能についてはほぼ一線の状態の様だ。その中でもTapo RV30 Max Plusには LiDARセンサー搭載や5300Paの強力な吸引力を持っているのは非常に魅力的であると思う。ただ、ゴミ収集機がいらないというユーザーさんには、Tapo RV30 Maxをオススメしたい。なぜならロボット掃除機本体の性能はピカイチなので、しっかりと部屋の掃除をしたいという方はLiDARセンサーが搭載したTapo RV30 Maxも選択肢に是非入れて頂きたい。

 今回レビューした、Tapo RV30 Max Plusは最新のセンサーデバイスを盛り込んだとても賢いロボット掃除機だった。特に静かな吸気音やマッピングによるムラの無いお掃除にはとても関心した。
 もし、お部屋の数が複数あるお宅の方や夜間に掃除したい方にはとてもオススメ出来るロボット掃除機である。

 以上になります。

 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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関連リンク

TP-Link公式HP
Tapo RV30 Max Plus製品詳細ページ

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