こんにちは、きつね(@gijutsujin) です。
今回は、大変話題のワークチェア Rasical GrowSpica Elite をレビューします。
ダイニングで仕事すると体が痛い・・・
妻が自宅で事務作業をすることが増えたのだが、自室に籠って作業をするよりもダイニングで作業をしたいとのことで、ダイニングチェアで長時間の作業を連日していた。ところがある日、妻が「体が痛い」とつぶやき、この一言からどうにかならないか検討が始まった。
そんなある日、この事をXで呟いてみたらこんなお返信が!
以降、やり取りをさせて頂きGrowSpica Proの良さを教えて頂いた。それから幸いにもラシカルさんからレビューのオファーを頂き、今回 GrowSpica Eliteを試す機会を得ることが出来たのだ!
ゴーゴーシンゴさん(@go5shingo)、ラシカルさん(@rasicaljp)、改めてこの機会を頂きありがとうございました!
ゴーゴーシンゴさんのブログでGropwSpica Proのレビューもありますので、こちらも是非見てください!
ワークチェアってどれが良いのか??
近年、在宅ワークが一般的になって以降ワークチェアに対して様々なデザインや価格のチェアが沢山リリースされてきた。
従来であれば、良いものを購入しようとすると何十万円もかかるような高級チェアか、もしくはそれらの中古品を選ぶのが主流であったのに対し、我々消費者のワークチェアの認知度もあがるにつれ、ワークチェアに対するコストと性能の重要性の認知がユーザー内により高まってきた。すなわちコスパの良いワークチェアが求められてきたわけである。
そんな中でも、コストと性能が優れるワークチェアとして筆頭となるのが Rasical さんの GropwSpicaだ。
ちなみに、ラシカルさん初のワーキングギア「GrowSpica」に至ってはクラウドファンディングで3,778万円の支援を得るなど、大変注目されている商品だ。まさにここからGrowSpicaシリーズが始まったわけである。
また、GropwSpicaには、Elite、Pro、Baseと3種類ありそれぞれ価格帯と機能が異なる。中でもGropwSpica EliteはGropwSpicaシリーズのハイエンドチェアであり、アルミ合金パーツを使用した見た目にも豪華なチェアとなっている。
デザインの的には、エルゴヒューマンのチェアの構成に似た表皮をメッシュ素材にランバーサポートの組み合わせが大きな特長だ。エルゴヒューマンのワークチェアは15万円程度するのに対し、GropwSpica Eliteであればその半分の価格で購入する事ができる。
今回は、ラシカルさんよりご提供して頂いたGrowSpica Elitenの使い勝手や見た目、実際にダイニングで使用した状態もしっかりとレビューしてみたので是非最後まで読んでいただき購入の参考にしていただければ幸いです。
それでは、始めます!
- 組み立て超簡単!
- 座面高が44cm~は日本人にピッタリ!
- ランバーサポートが気持ちいい!
- ピュアホワイトはリビングでも使えるカラー!
- ヘッドレストの高さ調整がしずらい
Rasicalさんの公式ストアで注文合計が5万円以上で使える¥3,000 OFFクーポンコードを配布しています。
クーポンコード:SEJQWGLYZH
製品特長
人間工学に基づく、デザイン設計
人間工学とは、作業環境を人間の使い勝手のよさに合うように設計・調整するための学問思考です。「GrowSpica」は、この人間工学に基づいてデザイン設計をしており、腰や首、身体への負担を最小限に抑える事が出来るため、結果的に集中力が続く生産性向上チェアとなっています。
https://www.rasical.com/collections/general-products/products/growspica-workchair-elite
姿勢を保つ、腰骨セパレート構造
「GrowSpica Elite」は腰背部分がセパレート分離構造であり、腰の部分が突起しているので、背骨がカーブを描き、姿勢を保てる
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ようになっています。
動的可動式、ランバーサポート
弾力性のある独立可動式ランバーサポートは、異なる姿勢や腰のカーブに合わせて自動的に調整し、常に腰椎(ようつい)が自然なS字カーブを保ち、椎骨(ついこつ)や肩にかかる力を軽減します。もちろんリクライニング時も調整されるので、気持ちよくフィットします。
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猫背を支える、4段階サポート
さらに「Elite」には、他にはない前に突き出す事ができるランバーサポート機能がついています。座ったままランバーサポートを前方に4段階、最大2.5cm突き出す事が出来るため、猫背(前傾姿勢)で作業した場合でも、サポート範囲が広く姿勢が維持しやすくなります。
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ファーストクラスの快適さ
疲れた時、背もたれが倒れないと新幹線や飛行機搭乗時と同じように、身体が休まらない状態です。「GrowSpica Elite」はここを改善する為に4段階・最大140度調整でき、いつでもくつろげるようにしています。オフィスだけではなく、映画鑑賞や読書などのプライベートな時間でもごゆっくりお過ごし下さい。
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重たい頭を支える、ヘッドレスト
人間の頭は体重の約10%と言われており、姿勢が崩れ、首が傾くと、頭の数倍の負荷が首にかかります。「GrowSpica」なら高さ・角度調整可能で、自分に合った位置調整も可能です。リクライニングを倒した時も、ヘッドレストがないチェアより快適にお過ごし頂けます。
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足を休める、収納型フットレスト
仕事をしていると、足を伸ばして休憩したいと感じた事はありませんか?通常、足を置く場所はなく、気持ちよく休むことが出来ません。そこで、チェア本体に一体型フットレストを追加しました。使用しない時は収納出来るのでデザインにも影響されません。ぜひ疲れた時は足を伸ばして、仮眠をとってください。
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レバー1本、3つの機能
レバーは、手の届きやすい位置に設置しており、操作は非常に簡単です。前に倒すと座面を前後、下に押せば座高調整、後ろに倒せばリクライニング可能で、各調整は真ん中に戻すと固定できます。右側にこれ1本だけで、操作に悩むこともありません。デザイン性も高く、ワークスペースをオシャレにします。
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体重に合わせて、圧力調整可能
女性や小柄な方の場合、体重がかけられず、思ったようにリクライニング出来ない場合があります。そのため、体重に合わせて圧力を変えられる調整機構をつけています。また、よくある座面の下ではなく、レバーと同じく右側に設置しているので、操作もしやすくなっています。
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4Dアームレスト、腕の負担軽減
ボタン式で上下するアームレストは、体型に合わせて高さ、前後・左右・角度調整まで出来ます。キーボード入力時、肩、肘、手首等、腕全体をホールドでき、集中タイムを邪魔しません。さらに上下以外はボタン等を押さずに引っ張るだけで調整可能です。
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奥行き7cm調整、脚の負担軽減
前傾姿勢の方や背の高い人にとって、座面が短すぎて、太ももへの支えが弱く、長時間座っていると足や膝への負担も大きくなります。「GrowSpica」は座面が前後7cmまで調整でき、これらの問題を解決することが出来ます。座る時は、脚を床にしっかりつける事が大事なので、奥行き調整してみて下さい
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14段階・7cm調整、快適背もたれ
体型に合わせて座りながら腰背部分を上下14段階、7cm調整可能のため、簡単に調整出来ます。「GrowSpica」よりも高額なオフィスチェアであっても、座りながら出来ないものも存在し、座ったまま出来るというのも大きなポイントです。
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負担を減らす、カーブ構造
前面に硬めのスポンジが入っていたり、座面に自動車シートのような勾配があると、太ももに圧力がかかる場合があります。特に身長の低い方や小柄な方であれば、スポンジがあたって痛くなりやすいですが、「GrowSpica」はメッシュ仕様、座面はカーブ構造のため、太ももへの圧迫感が最小限になる設計をしています。
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音がしない、静かなキャスター
「GrowSpica」のキャスターホイールには、PU素材を採用し、滑らかで動きやすく、騒音がなく大変静かです。また、チェアを動かしても、周りへの影響を最小限にして、集中力を維持する事が出来、床への負担も少なく、傷つきにくいのもポイントです。
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ハンガー付きで、帰宅時も快適
寒い時期は室内と屋外の温度差が大きく、アウターを脱ぐ時に置き場所に悩んだ経験はありませんか?そこで「GrowSpica」では、椅子本体にはハンガーをつけました。これで、帰ってきても置き場所に困る事がなくなり、帰宅時も快適に過ごせます。もちろんバックだって掛けれますよ。
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ツール不要、女性でも5分で完成
多くのチェアは、部品の数が多く、作業工程が多いです。そこで「GrowSpica」では工具やネジを使わず、わずか5ステップで一人でも組み立てることが出来るようにしました。スムーズに作業すれば、女性でも組み立てには5分もかかりません。
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アームレストが背もたれに連動
EliteはProやBaseとは違い、アームレストと背もたれのシャーシが一体化しているため、リクライニングに合わせてアームレストもついてきます。
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剛性が高く、ぐらつきにくい
Eliteはフレームが金属のため、ProやBaseに比べて剛性が高いのでぐらつきにくく、きしみ音が出にくくなっています。きしみ音を気にされるユーザー様も一部いらっしゃいますので、この部分が気になる場合は、剛性・高級感が高めのEliteがオススメです。
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アルミ合金仕様、高級デザイン
「GrowSpica Elite」はご要望が多かった、アルミ合金タイプのハイグレードモデルです。アルミを取り入れたワンランク上のデザインをご希望の場合は、こちらがオススメです。(メッシュはダークグレー)
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高品質メッシュ、快適な座り心地
メッシュ部分は通常のメッシュに比べて柔らかく、弾力性に優れているため、お尻全体、太ももへの圧迫感が少なく、強い衝撃にも耐えうる素材です。また、スポンジよりメッシュの方が通気性が良く、長時間座っても蒸れにくいため、夏でも快適に使えます。
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丈夫で軽い、特殊ナイロン採用
本製品はポリマーナイロンを使用しています。ポリマーの特性により、通常のナイロンより丈夫、なおかつ高い弾力性、耐久性を持っています。この素材なら金属タイプよりもかなり軽いため、女性でもリクライニングしやすく、利便性が向上します。
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BIFMA認証、高品質シリンダー
SGSやTUVなど大手の試験機関を通じた、BIFMA(国際)やEN16955(欧州)などの認証基準を満たした高品質シリンダーを採用し、一般的なシリンダーは100ストロークが多い中、本製品は120ストロークまで対応しているため、座面の高さを約15mm高くすることができ、
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座高が高い方でも対応できます。約150-190cmまでの幅広い身長の方にお使い頂けます(自社調べ)
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クーポンコード:SEJQWGLYZH
製品仕様
全体サイズ
幅52.3x奥行65.5x高さ103.5-128.4cm(昇降式)
詳細サイズ
座面 | ・高さ44.0〜55.5cm ・幅52.3cm ・奥行72mm/6段階 |
---|---|
アームレスト | ・高さ59.4〜77.6cm ・高さ7cm/1.2cmずつ6段階 ・前後5.5cm ・左右2.5cm ・角度 内20°/外20° |
ヘッドレスト | 幅34×奥行14.5~21cm |
脚 | 半径 34cm |
キャスター | 直径 6.5cm |
ランバーサポート調整範囲 | 奥行 2.5cm/4段階 |
ヘッドレスト | 高さ 6.5cm 回転角度38度 |
背面調整 | 高さ 7cm/14段階 |
リクライニング | 90~140度/4段階 |
素材
メッシュ | WINTEX製フルメッシュ |
---|---|
フレーム | ポリマーナイロン+ガラス繊維+ポリプロピレン+アルミ合金 |
アームレスト | ポリマーナイロン+20%ガラス繊維+PU(ポリウレタン)CFCsなし+アルミ合金 |
ハンガー | ポリマーナイロン+20%ガラス繊維 |
シャーシ | アルミ合金 |
脚 | アルミ合金 |
キャスター | ポリマーナイロン+PU(ポリウレタン)CFCsなし |
シリンダー | 4級クラス |
重量
製品本体 | 23.58kg |
---|---|
包装重量 | 29.68kg |
耐荷重
135kg
包装サイズ
830×640×530mm
カラー
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開封
外箱
実際に到着した箱はやはりそれなりに大きく重い。包装重量が約30kgはさすがに一人では持てないので、開封後パーツごとに組み立てる場所に持っていくのが良いだろう。
この重量も椅子の質感との引き換えと考えると、実際に試すのがとても楽しみなポイントだ!
開封
まずは開封するし開くとこの様に組み立て方法が書かれたダンボールがある。これは開封時にカッターなどでGrowSpica Eliteが傷つかないように保護用のダンボールにこのように印刷されたものと推察される。こういった点はユーザーフレンドリーでとても好感が持てる。
ダンボールの取説の下にあったのが組み立て時に使用する作業マットがある。この作業用マットは気泡緩衝材タイプになっていて単なるペラペラのシートではないのだ。GrowSpica Eliteを組み立てる際は本体やベースはアルミ合金を使用している為重い。そういったパーツの組み立てをする際は床面の保護の為に養生をする必要がある。その時にこの作業用マットを使用すれば、床面を傷つける心配もない。
ただし、床材が畳の場合は作業用マットがあったとしても畳が凹む可能性があるので、畳で作業する際は毛布などを使用して養生しながら組み立て作業を実施する事をオススメする。
作業用マットの下にはこのようにパーツたちがギッチリと入っている。
緩衝材は全てダンボールをしようしているので、組み立て後の廃棄もとてもしやすかった。緩衝材に発砲スチロールを使用していないのはとてもありがたい。
同梱物
ここから同梱物を紹介する。
まずこちらは本体。
本体はこのように座面とバックレスト、アームレストまで組み込んだ状態になっている。ひときわ大きくてひときわ重いパーツになる。
本体以外のパーツについてはこちら、
- ベース
- シリンダー
- キャスター
- ヘッドレスト
- ハンガー
- フットレスト
- 作業用マット
- 部品箱
部品箱に入っているものはこちら、
- 取扱説明書
- 軍手
- 工具類(六角レンチ、プラスドライバー、スパナ)
- ねじ類
- 封筒
同梱されていた封筒の中には、Thank you カードと手紙、シールが入っていた!
何気ない事だが、ユーザーを大切に思うメーカーさんの気持ちがとても伝わってくる。
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組み立て
GropwSpica Eliteの組み立てについて解説する。
まずはベースにキャスターを取り付ける作業から開始する。
キャスターは5つありナイロン+ポリウレタン製なので、床への攻撃性は少ないと思われる。サイズも大きめで転がりもスムーズ。
ベースの穴にキャスターの軸を差し込むのだが、この時スムーズに入らない時は、キャスターを手で押さえゴムハンマーのようなものでベースを軽くたたくと割と簡単にはまる。
決してキャスターを叩いて入れないように!
キャスターの軸がこのようにはまれば大丈夫だろう。
シリンダーはこのようにパイプはポリッシュがかかり光沢がある物。
シリンダーのサイズは思ったほど大きくない。
シリンダーをベースに取り付ける。
取付が完了するとこの様な感じになる。
本体とベースを取り付けるさいは、取説に掛かれているようにこのようにして寝かせて作業するとやりやすい。
寝かせても本体とシリンダーの位置がバッチリなので、そのまま起こすだけで本体とベースの接続が完了する。本体が重い場合はこの作業が非常に大変なので、GrowSpica Elite の作業性は圧倒的に楽だった。
ヘッドレストがいらない場合は、これでほぼ完成。ヘッドレストとフットレストが無いが、これはこれで商品としてもありなぐらい完成度が高い。
ヘッドレストにハンガーを取り付ける。
ハンガーはポリマーナイロン製となっていて肌触りが良い。これをヘッドレストにねじ止めして固定する。
ハンガーはヘッドレストの支柱を差し込むような形となっていてる。この様な形状なので外れてしまう事はほぼない。
ヘッドレストの支柱にハンガーを通したら最上部までもちあげて、最後はねじで固定する。この時ヘッドレストの支柱にはねじ穴はあいていないので、場所は最上部ではなくても任意で選ぶことが出来そうだ。
ハンガーの取付が完了。
ハンガーの取付が完了したヘッドレストを背もたれに挿入する。
この時、ヘッドレストの支柱の先端に爪があるので、それをうまく抑えながら入れ込む。
ヘッドレストの取付が完了。
フットレストには2本の支柱が伸びていて、この支柱を本体座面裏にある穴に挿入する。
支柱が挿入出来たら、ストッパー用のパーツをねじ止めしフットレストを固定する。
組み立て作業はこれで終了。非常に少ない工数で椅子が出来上がる。実際に掛かった作業時間は早ければ10分程度で完了してしまうだろう。
手が汚れやすいから組み立て前に拭き掃除はした方がよい!?
本体を組み立てた後の軍手はこんな感じになる。
これはベースや本体で使用されているアルミ合金から出た汚れだろう。
今回の様にカラーがピュアホワイトの場合、この手についた汚れが組み立て作業中に本体などに本体につく事があり、汚してしまう事がわかった。
その後は、アルミ合金部分を拭き掃除し、本体などについた汚れは中性洗剤で軽く拭き掃除したら綺麗になったのでその後は全く問題なく作業が出来た。
この件については、金属加工をしているパーツを使っている性質上避けられない現象だと筆者は考える。
この様な事がならないように、組み立て作業をする前にベースや本体を一度拭き掃除をすると組み立て作業中に本体を汚す事は無いと思うので、是非拭き掃除を実施していただきたい。
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本体チェック
チェア全体
今回選んだカラーはピュアホワイト。正直このカラーを選んで非常に良かった。特にベースのアルミ合金とキャスターやメッシュのライトグレー、背もたれやハンガーなどの樹脂部品ホワイトの組み合わせが非常に良い。
ヘッドレスト&ハンガー
GrowSpica Eliteには高さ調整や角度調整の出来るヘッドレストに上着を掛けられるハンガーが装備されている。
ヘッドレストは座面や背もたれに使われているメッシュ生地が使用されていて頭を支えてくれる。
ハンガーにジャケットを掛けるとこの様な感じ。座面の高さは一番低くしてある。この場合でもジャケットが地面に触れない。左右に椅子を回してもジャケットがずり落ちないので通常通りに使っていても全く問題なし!
例えばオフィスにおいて自分の席の近くにジャケットが掛けられる場所が無い場合、背もたれにジャケットを掛ける時があるとおもう。その場合、ジャケットがキャスターに踏まれていたり、背中でジャケットが潰れてしまうので背もたれが使えなかったりする。が、ハンガーがあればこれらの問題が一気に解消できるのだ。
あとは、リュックも恐らく掛けられると思うが耐荷重が少々気になる。ジャケット同様にカバンやリュックを置くスペースが無いので椅子に掛ける事が出来ればなおハッピーになれる。
背もたれ
GrowSpica Eliteの背もたれで特長的なのが独立したランバーサポートだろう。このランバーサポートは座った際に腰を支えるのが仕事なので、背中の面よりは前に出てきている。その為、背もたれに寄りかかった場合、ここが硬いと背中が沿ってしまい、リクライニングを倒した際に腰が痛くなる。
筆者は一度、他社のワークチェアを試した事があるのだが、その時の椅子はランバーサポートの張り出しが強すぎて逆に邪魔と感じた。腰を支える目的でそなわっているのに、逆効果になっているという結果に。
その点で言えば、GrowSpica Eliteのランバーサポートは体重をかけるとしなやかに稼働し、適切な強さで支えてくれる。また、張り出し具合や高さも調整してくれるので、長時間座っていて作業しても腰が痛くなりにくいことは間違いない。
座面
座面の記事はメッシュになっており、通気性も抜群なのはもちろんだがメッシュのハリ具合も丁度良く長時間座っていても疲れづらい。
また、メッシュ生地の貼り方も座面の淵を覆う形状となっている。このデザインの方が座面を大きく見せる事ができ、デザインもスッキリとした印象を出す事ができる。
アームレスト
アームレストはバッドの面積も広く調整機構も豊富にあり、必要十分な機能を持っている。
高さ調整ボタンはアームレストパッドの裏柄にある感じ。これを押しながらアームレストを持ち上げたりおろしたりすることで高さちょうせいが出来る。
また、アームレストのアームはケースに入り込む形状になっていて、アルミフレームが目立つので見た目の高級感もある。
フットレスト
GrowSpica Eliteには可動式のフットレストが装備されている。軽い力で引き出す事ができて、角度調整もとてもしやすかった。表面のメッシュで覆われていてさわりごこも良く生地の張り具合も丁度良い。
フットレストは一度試すととても快適!仮眠をとる時は勿論、読書をする際などに丁度よく、これから椅子を買う時は無くてはならない機能かも知れない。
キャスター
大型なキャスターでカラーはライトグレー。素材はナイロンとポリウレタン樹脂で出来ていて、フローリングも痛めにくい。転がりもとてもスムーズで軋み音は全くない。
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操作性
座高・リクライニング・座面 調整ノブ
チェアの各調整は1つのレバーでほぼ完結する。リクライニングの硬さ調整用には専用のノブが用意されている。
レバーやノブにアイコンで調整内容が示されているので分かりやすい。
ヘッドレスト調整
ヘッドレストの角度調整は38度の範囲で調整が可能だ。
一番品に向けると背もたれに寄りかからなくても頭が触れるほど前に来るので、それはそれで頭が固定できるのであり。
ただ、角度を調整しても全体的に前にポジションされているので、筆者個人的にはもう少し後ろに調整できるとありがたい。
ヘッドレストの高さ調整の範囲は65cm。
ここで気になったのが、高さ調整の際に押し込むのはいいのだが、引き出す時に強い力が必要。その為、勢いよく背もたれが動いてしまい、その勢いでヘッドレストも抜けてしまう状況になった。
調整の渋さは個体差なのかは不明だが、シリコンオイルを塗布してすべりをよくすると改善するかもしれない。
バックレスト調整
バックレストは高さを調整する事が可能だ。調整方法は、基本的に一番下の位置から上方向に持ち上げて調整する。一番上まで持ち上げるとロックが解除され一番下まで下げる事が出来る。この仕組みて高さは5mm間隔で14段階で調整可能だ。調整可能範囲は70mmとなっている。
この調整は主にランバーサポートの高さを合わせる事を目的としている。これがある事でGrowSpica Eliteの優秀なランバーサポートを自分の腰にしっかりと当てる事が出来るようになる。
しかも、調整は非常にしやすく座った状態で手を背面に回し背もたれを持ち上げる事が出来るくらいスムーズに動かす事が出来る。ただ、ヘッドレストの高さを調整する際にヘッドレストを持ち上げるともれなく背もたれも動いてしまうので、調整をする際は先にヘッドレストの高さ調整からするのがベストだろう。
リクライニング調整
リクライニングの角度は最大で140度、通常の垂直に立った状態を含めて4段階に調整が出来る。
GrowSpica Eliteの良い所は、リクライニングに角度をつけた時にアームレストも同様に角度をつける事が出来るようになった。この機能についてはGrow Spica シリーズではEliteだけの機能になっている。
アームレスト調整
アームレストの調整機構は実に多彩。これで自分に合った位置や角度が調整できる。
まずは、アームパッドの左右方向の位置の調整。調整範囲は25mm。節度感がある感じ調整が出来る。
実はこれが一番役に立つのは狭い通路を通る時に邪魔にならない所。基本的に分解が出来ないGrowSpica Eliteなので、アームパッドが邪魔で通路が通れなくなることはこれで大体解決する事ができる。
次はアームパッドの前後位置の調整。こちらは55mmの範囲で調整が可能だ。こちらも節度がある感じに調整する事が出来る。
この機能があると、机に椅子を近づけたいときにアームパッドが机に当たらなくなるので便利な機能である。
続いて水平角度の調整。こちらは外側20度、内側20度の範囲で調整が可能。
実際の作業時には肘をアームパッドに置くようになると思う。その肘の位置をこの角度調整で補正する事が出来る。
アームレストの高さは12mm間隔で6段階に調整が出来る。調整の範囲は70mm。
筆者の場合、作業時は一番高くして使用し、使わない時は一番下に下げる事で机の下に椅子を収納できるようにしている。また、高さを変える際はアームパッドの下のボタンを押しながら操作するので、調整はとてもしやすい。
座面深さ調整
座面の深さ調整は12mm間隔で6段階で調整可能。調整可能範囲は72mm。
レバーを前に持ってきて動かす事ができるようになる。動きもスムーズで筆者は3段階くらい前に出すと座りやすくなる。そのくらいの位置に座面をもってくると深く腰を掛けた際に膝の裏にあたるか当たらないかの位置になり座った時の安定性が良い。
ランバーサポート調整
ランバーサポートは前に25cm調整が可能!これは4段階のステップでの調整になる。
ランバーサポートは腰を支える重要なパーツであり、座りごごちや快適性に重要な影響を与えるのだ。
またこのランバーサポートは寄りかかると体重や体形に合わせて自動調整される機能がある。このメリットはランバーサポートで腰への付きだし感がなく支えてくれるところだろう。
実際に座った感触ではこのランバーサポートはとても気持ちがいい。他社の椅子の場合、ランバーサポートの突き出しが強すぎるのでしっくりこなかったので、これだけでも GrowSpica Eliteを選ぶ価値があるだろう。
フットレスト調整
フットレストを使用する際はシートクッションの下から引き出して使用する。
もし、引き出しにくい場合は、ポールにシリコングリスを塗ると動きが滑らかになり問題が解決する。
フットレストは両端にあるノブを回して持ち上げたり下げたりすることが出来る。ノブを回す際は両手で回す必要がある。
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座り心地
肝心な座り心地について確認していく。
筆者は数年前から在宅環境を整える為、ワークチェアをいくつか試座したり実際に使用している。
また、GrowSpica Elite に似た形状のワークチェアにも試したことがある事を前提に座り心地についてコメントをする。
日本人の体形に合った低い座面の高さとランバーサポートの張り出しが絶妙すぎる!
GrowSpica Eliteの座りごごちだが、はっきりいって「これはイイ!」と、組み立て後に座った初めての印象。
その理由を述べると、まずは座面の最低高が44cm~という事で足つきの良さがまず挙げられる。
最近売られているワークチェアは海外製のワークチェアの様に座面の高さが一番低くしても48cmだったりする。この高さになると筆者の場合は足つきが悪く一番低くしてもどうも落ち着かない。その為、フットレストを足元に置く必要があった。ある製品のレビューでは「一番低くしても座面が高すぎて太ももが圧迫されるなど低身長の人が考慮されていない」とのコメントも見受けられた。日本製のワークチェアの場合は座面の高さが40cm~のチェアがあったりと日本人の体形に合った高さ設定をする事が出来る。こういったポイントをGrowSpica Eliteには備わっているので完璧というほかないのだ。
もう一つの理由は、ランバーサポートの張り出しが強すぎない点だ。こちらも以前に他社のチェアを座った際に感じたのがランバーサポートの張り出しが強く腰を支えるというより押し付ける感じがしてやや不快だったのだ。その点、GrowSpica Eliteは体重をかける事で自動的に調整する事ができるので、座り方による体重のかけ方でランバーサポートの張り出し具合が調整できる為、これがとても筆者にはマッチしたのだ。
この、座面の高さとランバーサポートの張り出し具合といった2つのポイントがGrowSpica Eliteの評価を爆上げさせてくれた。
リクライニング時のアームレスト連動は意外に良かった
GrowSpica Eliteの特長のひとつにリクライニング時にアームレストも連動して傾いてくれる機能がある。写真を見て頂きたいが、背もたれを倒した角度に連動してアームレストも動いている。この場合、腕を置く場所が背もたれを起こしている時と同じ角度で使う事ができるので、安定して使う事が出来る。
また、背もたれを倒す力についてはダイヤル調整で強さを変更する事ができるので、任意の強さで設定する事が可能だ。筆者の場合、背もたれを固定せずフリーの状態にしておき、背もたれにしっかり寄りかかると軽く倒れる程度の強さが好みなのだが、ダイヤルを比較的テンションが強めにした時、フットレストに足を乗せて倒そうとしていると、背もたれが起き上がってしまうくらいしっかりとテンションがかかったいた。それくらいテンションを強くすることも出来き調整幅の広さも確認する事が出来た。
その為、GrowSpica Eliteを使う時は、柔らかめのテンション調整で必要な時に傾けて固定する方がフットレストを併用する場合にはいいかもしれない。
フットレストってこんなにいいんだ
購入前に可能であれば試座する事をオススメしたい
近年発売されるワークチェアで標準的に備わってきたフットレスト。今回、ワークチェアのフットレストを初めて使う事ができたのだが、これはとてもイイ。なにがイイって、「ダントツに読書がしやすくなる!」のだ。
筆者の場合、家での居場所というのはリビングでもなく書斎のデスク。その為、必然的にデスクのチェアが自分が一番長くいる場所でもある。部屋にソファーやベッドなどあれば良いのだが、筆者の書斎にソファーやベッドなどはない。その為、何かをする時はいつもデスクのチェアの上で作業をしている。当然読書もそうだ。今のチェアはフットレストが付いていないタイプの為、読書をする際にはもう一つのデスクのチェアに脚を乗せて読んでいたりする。これはこれで悪くないのだが、できればもう少し快適に足を乗せたいのだ。
この足を乗せながら読書がしたいという願望を、GrowSpica Elite のフットレストを使えばバッチリ願いが叶う。合わせて、リクライニングをたおしながら超優秀なランバーサポートで腰を支えてもらえば、至極の読書タイムが待っているのだ。
フットレストを畳んで背もたれを起こせばシャキッと仕事をする「ONモード」になり、フットレストを出して背もたれを倒せばリラックスできる「OFFモード」に一瞬にする事ができる。GrowSpica Elite に座るだけで切替が出来るなんて素晴らしいとしか言いようがない。
ワークチェアを選ぶ際はこの記事を参考にするだけでなく出来るだけ試座をして欲しい。数値やWebからの情報だけでは伝わらない座った時の感覚を確認する事が出来るからだ。
GrowSpica Elite は東京の有楽町にあるB8taをはじめビックカメラで座る事ができる。こういった店舗の場合他社のチェアもある場合が多いので、気にあるチェアと比較してみると良いだろう。
取り扱い店舗についてはこちら。
Rasicalさんの公式ストアで注文合計が5万円以上で使える¥3,000 OFFクーポンコードを配布しています。
クーポンコード:SEJQWGLYZH
ダイニングに置いてみた
子のチェアの配置先はダイニングと決まっていて、実際にダイニングおいてみた。
配色のまとまりが非常に良く何とも言えないかたまり感がワークチェアとは思えない佇まいをしている。その結果、ダイニングで事務作業をする為を目的として選んだカラーだったわけだがこれがズバリ的中!ダイニングに置いても違和感なく置くことができる。
今まで、黒ベースのワークチェアしか使ってこなかった筆者にとって、今回のピュアホワイトは物凄く新鮮でこれほどまでに個人的に受け入れられるカラーをしているとは思わなかった。特に白となると汚れが目立つイメージが先行するのだが、確かに汚れは目立つがそこは拭き掃除をすればきれいになるので、それほど大きな問題ではない事に気付いた。
まとめ
ラシカル合同会社様よりGrowSpica Elite (ピュアホワイト)をレビュー用にご提供していただきました。
実際に使用してみた感想をまとめると、
- 組み立て超簡単!
- 座面高が44cm~は日本人にピッタリ!
- ランバーサポートが気持ちいい!
- ピュアホワイトはダイニングでも使えるカラー!
どんな人に向いている?
- GrowSpica Eliteと同価格帯の他社製チェアと迷っている人
- 低身長で座面の高さに困っている人
- ランバーサポートの張り出しが苦手な人
- ダイニングで仕事をしたい人
総評
総評コメント
デザインについては、今回初めて白いワークチェアを選んだわけだが、ピュアホワイトの色合いが非常に良かった。各部にあるプラパーツの白とメッシュやキャスターのライトグレー、ベースや本体フレームのアルミ合金の3色で構成されるカラーがワークチェアにもかかわらずとてもカッコよかった。この配色のおかげで事務用品感が薄れダイニングにおいても違和感を感じることが無い。高級感と清潔感があるチェアが欲しいのであれば GrowSpica Eliteのピュアホワイトはオススメではないだろうか。
組み立てのしやすさは文句なしの満点。基本的にベースと本体をくっつけるだけなので、女性一人でも組み立てが出来るくらい簡単だ。ただし、組み立てる前にはアルミ合金パーツを拭き掃除してから作業をした方が汚れ移りせず組み立てられるだろう。
調整範囲についても、必要十分といったところ。特に座高の高さについては一番低い位置が44cmなのがありがたい。これは低身長の方にとってはとても重要なポイント。海外製のチェアなどは最低座高が高いため、どうしても足つきが悪い。その結果、太ももの裏が圧迫されて長時間座れない場合もある。その点、GrowSpica Eliteは国内メーカーのチェアのように座高を45㎝よりも低くすることが出来るので、その点でも素晴らしいと思う。またランバーサポートの張り出しや高さも調整する事が出来るのはありがたい。これらの調整機構があれば必ず自分に合ったポジションが見つかるはずだ。
座りごごちだが、こちらも全く不満はない。座り心地がよくて長時間の作業も苦にならないだろう。また、座面や背もたれ、フットレストはメッシュ素材を使用しているので夏場に蒸れることなく快適に座っていられるぞ。
コスパについては、つい先日(2024年8月)から価格改定があり79,800円から89,800円に値上がりした。昨今の経済状況が影響していてやむを得ないのだが少し残念。ただ、GrowSpica Eliteのコンペのチェアもほぼ同価格なので、今から買う場合はGrowSpica Eliteが高いといったことはないので安心していただきたい。ましてやエルゴヒューマンのチェアを買うよりもまだ安いので、値上がりしつつも妥当な価格になっているという点を考慮して4点をあげたいと思う。
以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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