こんにちは、きつね(@gijutsujin)です。
今回は、iPhone15用カメラレンズ保護ガラス Simplism PicPro 高画質写真が撮れる ウルトラクリア カメラレンズ保護ガラス をレビューします。
最近のiPhoneのカメラについては大型化と出っ張りが大きくなり、落下させた際にレンズのガラスを破損してしまう事後が起こりやすくなっている。実際に落下やテーブルなどにぶつけてしまいカメラを破損する事故は起きているようだ。
カメラ用の保護ガラスの種類は様々あり、カメラレンズの上に直接貼りつけるガラスやフィルムであったり、カメラレンズの凹凸をなくすことでカメラを守るガラスがある。
今回レビューをする保護ガラスは、カメラレンズの凹凸をなくすようにカメラモジュール全体を覆いかぶさる形に保護するようなレンズガラスである。
レンズ保護ガラスについては、以前に同社のiPhone13 mini用のレンズ保護ガラスをレビューしていて、この時はしっかりとレンズを保護してくれる半面、指紋の付着が気になる結果となった。
そして、今回iPhone15用として2年ぶりにレビューをする事となり、レンズガラスの性能等のチェックはもちろん、iPhone13 mini の時からどれほど進化したかも見ていきたいと思う。
それでは、始めます。
- 両面ARコーティングによる反射を抑えてくれる
- レンズ周りのフレームが細くなり目立たない
- 一体構造のガラスでカメラをガッチリガード
- 指紋がどうしても残りやすい。信越化学のSHIN-ETSU SUBELYBNコーティングを採用して欲しい!
製品特長
主な特長
- レンズ前面をフルカバー !
- 高透明で撮影に影響なし !
- 表面硬度10Hで傷から徹底ガード !
- 万が一の破損にも安心、飛散防止加工
- 防指紋加工で清潔を保つ
- クリアな鏡面仕上げ
- 皮脂がよく落ちる、マイクロファイバークロス付属
- 併用可能ケースについて
高透明クリア
高い透明度で、撮影に影響がありません。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-lca-p2arcc/
表面硬度10H
表面硬度は一般的なフィルムの4倍以上の「最高硬度10H」レベルで、特に擦り傷に対しての強い耐性を持ち、たとえカッターでも傷つけることができません。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-lca-p2arcc/
※本製品はJIS K5600引っかき硬度(鉛筆法)基準による10Hの硬度試験をクリアしております
万が一の割れにも安心「飛散防止」仕様
ガラスを貼り付ける時の接着シリコン層により、万が一ガラスが割れてしまった時にも粉々に飛び散ることを防ぎます。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-lca-p2arcc/
防指紋加工
表面の防指紋加工で指紋が簡単に拭き取れ、清潔を保ちます。
※防指紋の効果は、指紋を目立たなくするものであり、完全に付着しないというものではありません。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-lca-p2arcc/
マイクロファイバークリーニングクロス付属
微細な起毛加工を施しており、何度もこすることなく、素早く指紋や汚れを拭き取ることができます。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-lca-p2arcc/
製品仕様
カラー/タイプ | クリア/光沢 |
---|---|
製品サイズ | 30.4 × 30.5 × 2.1mm(W × H × D) |
製品重量 | 1g |
パッケージサイズ | 60 × 200 × 11mm(W × H × D) |
パッケージ重量 | 17g |
取扱説明書 | レンズガラス貼付方法 |
対応機種 | iPhone 15 iPhone 15 Plus |
SKU/JAN | TR-IP23M2-LCA-P2ARCC / 4582269550947 |
開封
外箱表面
iPhone15については 6.1インチ 2眼カメラ、iPhone15 Plusが6.7インチ2眼カメラになる。当然iPhone15 Pro / Pro Max は3眼カメラなので対応はしないので店頭探す際は注意しよう。
外箱裏面
裏面には各種特長が記載されているなかで、筆者が注目したい特長がダブルAR加工である。これはアンチリフレクション加工(反射防止加工)をガラスの両面に施す事でガラス内部での光の反射を抑える加工だ。これにより、レンズガラスの内部で外光の反射が無くなり写真が白濁する事がなくなる。透過率も相まって撮影への影響を最小限にとどめているのだ!
同梱物
同梱物はこちら、
- レンズ保護ガラス本体
- ホコリ取テープ
- マイクロファイバークリーニングクロス
- 綿棒
- 取扱説明書
- アンケート用紙
レンズガラス装着手順
まずは、レンズ表面とレンズ周りの清掃をする。
掃除をする際は付属のマイクロファイバークロスを使って指紋や汚れをきれいにする。
この時、レンズの出っ張り部の掃除は付属の綿棒が役に立ちつ。また、綿棒でも落ちにくい隙間の汚れは爪楊枝で優しくこすると落ちるのでオススメ。
欲を言えば、アルコールシートも付属していると、より汚れや油分が落としやすくなるので、今後の改良で是非アルコールシートの同梱をご検討していただきたい。
今回のキットには埃取テープが同封されている。以前は、このキットがなかったので、ホコリを取る際はブロアで拭いたりメンディングテープでホコリを除去していた。
埃取テープはレンズ部に穴がくりぬかれていて、この様にレンズを通して貼る事が出来る。
埃取テープでホコリが除去出来たら、貼り合わせる向きを確認する。
向きが確認出来たら、プラスチックシートからガラスを剥がしレンズに乗せる。
ホコリの侵入も無くキレイに貼れた!
レンズガラス装着
レンズガラス装着後はこの様になり、レンズ周辺にある黒いリングはあるが目立ちにくい印象。しかししっかりとフラッシュからの光を遮る効果があるのでとても良い。
また、ケースとの
写真への影響は全くない!?
レンズガラスを使用する上で気になるのが写真への影響だろう。
以下に比較の為にレンズガラスなしとありの場合で撮影した写真を載せる。
カメラの設定は両者同じだが、撮影した時間の関係で若干周囲の光源の影響が出ている場合があるので、厳密な比較とはいかないが、目安としてみて頂きたい。
ご覧いただいて分かると思うが、両者でほとんど写真の印象は変わらない。当然ながらレンズガラスがまだ綺麗なので撮影した写真への影響はほとんどない。
フラッシュでの撮影に対する影響については、パッケージの裏面にも記載されているが、撮影環境によってはフラッシュの光が撮影に影響を及ぼす場合があるそうだ。
レンズガラスを使用する際はこの点にはあらかじめ認識した上で使用する事をオススメしたい。
実際にフラッシュを撮影してみた画像がこちらだ。
写真素人の筆者では全く影響度が分からないくらい自然な感じだ。今回の撮影条件では問題ないという事だろう。
指紋が目立ちやすいかも
保護ガラスを使っているとどうしても発生してしまう問題は「指紋」だろう。
写真を見てもらうとわかると思うが、気が付くとこの様に指紋がレンズガラス表面に付着する。拭けば綺麗になるのだが、この様な状況の場合、急なシャッターチャンスでシャッターを切るとその時の写真が白くぼやけている場合もあった。まぁ、それはそれでフィルターがかかったような感じで意外と良かったりもするのだが・・・。
レンズガラス同様にタッチパネルの保護ガラスでも指紋が付きにくくするためにコーティングをする事で、ある程度の指紋の付着を抑える事が出来る。トリニティさんの保護ガラスでは信越化学のSHIN-ETSU SUBELYBNというコーティング剤を使用している製品がある。これは以前に筆者の記事でもレビュー記事を書かせていただいているが、これは本当に優秀。手触りが良くなるのは勿論だが、指紋が本当に目立ちにくいのだ。このコーティング剤をレンズガラスにも是非採用して欲しい。ディスプレイの保護ガラス同様、レンズガラスもとてもデリケートなパーツなので、ディスプレイ用の保護ガラス同様の考えの元、コーティング剤も同じもので揃えてもらえるとユーザーとしてはレンズ保護に加えて撮影にも影響が少なくなるのでメリットがグッと増えるだろう。
両面ARコーティングはいいよね
この記事の冒頭にあるトリチャンのYouTube動画でも説明されていた、AR(Anti Refrection:反射抑制)コーティングを表面と裏面の2か所にコーティングを施されているようだ。その結果もあるおかげで光の反射を抑える事が出来るので、写真の撮影に影響を及ぼしにくくしているという事だ。
トリニティさんの製品全般に言えるのだが、
他社製品とは違う付加機能があるので、
こうゆう所が好き!
まとめ
トリニティ株式会社様より、Simplism PicPro 高画質写真が撮れる ウルトラクリア カメラレンズ保護ガラス をご提供していただきました。
実際に使用してみた感想をまとめると、
- 両面ARコーティングによる反射を抑えてくれる
- レンズ周りのフレームが細くなり目立たない
- 一体構造のガラスでカメラをガッチリガード
- 指紋がどうしても残りやすいので信越化学のSHIN-ETSU SUBELYBNコーティングを採用して欲しい!
どんな人に向いている?
- カメラを落下などで壊した事がある人
- カメラを破損から守りたい人
総評
総評コメント
デザインについては、フラッシュの光が入り込むことを防ぐフレームが細くなり目立たないのが嬉しい。これが大きいと何とも言えない感じになるのでこの細さはありがたい。
レンズガラスの貼りやすさについては、カメラレンズをレンズガラスのくぼみにはめる形なので、とても貼りやすい。また、貼る前の掃除で使えるホコリ取テープが追加されているのはありがたい。欲を言うとアルコールシートもあるとより汚れと油分が取れるので、接着面がよりキレイになり接着力がさらにあがるのでぜひ同梱していただけるようご検討をして欲しい!
保護性能については表面硬度10Hの強度があるので傷から徹底ガードしてくれる。これさえあれば、落下や何かがぶつかった際にカメラレンズを破損から保護してくれるだろう。
コスパについては、カメラレンズを破損して修理する金額に比べれば1,580円という価格は格段に安い。ただ、写真への影響が少なからずあるのと、カメラ保護一体型のケースが使えなくなる点も踏まえて購入を検討する必要がある。
その為、必要な人には安いがそうでない人にとっては少々割高感はある。
カメラ保護一体型ケースへの対応はできないが、信越化学のSHIN-ETSU SUBELYBNコーティングでレンズ保護ガラス表面の指紋付着が減らせるのであれば、装着するデメリットが無くなるので評価は上がるだろう。
レンズガラスもディスプレイの保護ガラス同様、映像や写真など視覚へのクオリティに影響するデリケートなアクセサリーだと思う。その為、指紋対策はしっかりとして欲しい部分。是非、次製品ではこの信越化学のコーティングを検討してもらいたい。
以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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関連リンク
トリニティ株式会社
Simplism PicPro 高画質写真が撮れる ウルトラクリア カメラレンズ保護ガラス 製品詳細ページ
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